すみだ区報2019年7月11日号

区政その他

山本区長のメッセージ

1年後の東京大会を見据えて

墨田区長  山本 亨

東京2020オリンピック・パラリンピックの開催まで、いよいよ1年余りとなりました。両国国技館が会場となるボクシング競技については、昨年来、実施の結論が先送りされていましたが、6月26日に開催されたIOC総会で実施が正式に決定しました。多くの区民の皆さんや関係機関の方々による署名活動などが実を結ぶ結果となり、ご協力いただきました皆さんに、心から感謝を申し上げます。

翌6月27日には、すみだリバーサイドホール2階イベントホール(区役所に併設)において、ボクシング競技の正式決定を祝うとともに、更なるPRを行うため、一般社団法人日本ボクシング連盟との共催による決起大会を実施しました。

正式決定を受け、区では、国内外からのお客様をすみだらしい「おもてなしの心」でお迎えするため、会場周辺の環境整備やインバウンド需要に向けたサービスの充実など、ハード・ソフト両面にわたる準備を加速させていきたいと考えています。

また、オリンピック・パラリンピックに向けて、墨田区のお知らせ(本紙)等で募集した本区独自の大会ボランティアには、これまでに120人を超える方々にご応募いただき、気運の高まりを感じています。

今後とも「オールすみだ」で気運をさらに盛り上げ、来年のオリンピック・パラリンピックの成功と未来に継承するレガシーの構築に向けて一層力を注いでいくとともに、多くの人々に夢や希望を与え、「心のレガシー」としても記憶に残る大会となるよう、全力で取り組んでいきます。引き続き、皆さんのご支援・ご協力をお願いします。

6月27日、一般社団法人日本ボクシング連盟との共催で実施した決起大会にて