すみだを愛し、すみだで活躍する人をリレー形式で紹介する「つながる すみだ人」。お話を伺った方に次の方を紹介していただき、すみだを愛する人をつないでいきます。第14回は、生まれも育ちもすみだで、現在は京島で建設業を営んでいる小峰優介さんです。小峰さんは、向島交通安全協会でも活躍されており、日々すみだの交通安全に尽力されています。
Q. すみだでどのような活動をされていますか?
向島交通安全協会で副会長を務めています。最近では、特に高齢者による交通事故が多発し、よく取り上げられていますが、そのような悲しい事故が我がまち「すみだ」で起きないようにとの思いで、警察や町会などと協力しながら活動しています。
また、仕事としては京島で建築業を営んでいます。墨田区は住宅が密集している地域が多いことから、壊れにくく燃えにくい、災害に強い建物をつくるよう力を入れています。そういう意味では、建築業の仕事も交通安全協会の活動も、「区民を守る」という視点で共通しているところがあるのかなと思います。
Q. すみだで現在の活動を始めたきっかけは何ですか?
5年ほど前に、お世話になっている方から誘っていただいたのがきっかけで交通安全協会の活動に参加しました。私もそうですが、交通安全協会には、生まれも育ちも墨田区で郷土愛にあふれた方が多く集まっています。以前ももちろん気を付けていましたが、交通安全協会に参加してからは、まずは自分が手本になるようにと、より一層自転車や車の乗り方に気を配るようになりました。
交通安全を保つことや交通事故を減らすことは決して一日でなせることではありませんので、日々の地道な活動が重要だと思っています。通学時間の交差点や横断歩道での旗振りをはじめ、交通安全運動、事例を共有することでの交通事故防止の啓発など、皆で協力して取り組んでいます。
今年5月には、私が所属する向島交通安全協会が、墨田区と本所交通安全協会とともに、首都交通対策協議会会長賞を受賞し、都から表彰されました。日頃の地道な活動が実を結んだのだなと非常に喜ばしかったです。
Q. 小峰さんは、すみだのどんなところが好きですか?
すみだは散歩が楽しいまちですよね。水辺がきれいで、最近では特に北十間川や旧中川のあたりが整備されて、散歩していて非常に気持ちがいい。向島のあたりには芸妓さんがいたり、料亭もあったりと、風情もあります。
また、人が優しくフレンドリーで、下町の雰囲気が残っているところもいいですね。さらに、ものづくりのまちや観光都市としての顔もあったりと、すみだはいろんな顔を持っていますよね。そのようなところ全部含めて、すみだが大好きです。
次回登場してくださるのは・・・
小峰さんとは同級生で、区内で柔道場と介護サービスの事務所を営んでいる中里 浩さんです。
[問合せ]広報広聴担当 TEL:03-5608-6223