すみだ区報2019年8月1日号

区政その他

山本区長のメッセージ

ラジオ体操で 育む健康 つながる地域の輪

墨田区長  山本 亨

風鈴、打ち水、盆踊りなど、夏らしさを感じる光景には色々とありますが、「おはようございます」という元気なあいさつで始まる早朝のラジオ体操もその一つです。

墨田区は昔からラジオ体操がとても盛んで、公園や神社の境内で毎朝行われるラジオ体操会は30を超えます。また、一年を通して小学校への訪問指導や講習会が行われているほか、平成25年の第68回国民体育大会(スポーツ祭東京2013)で行われたラジオ体操は、本区が会場となりました。

先月20日には、令和最初の「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」が錦糸公園野球場で行われ、全国に生中継されました。子どもからシニア世代の方まで1600人以上の方が元気に参加されたこのイベントに私もご一緒させていただき、リズミカルなピアノの生演奏に合わせて、心地よい汗を流すことができ、爽やかな気分になりました。そしてラジオ体操が、個々の健康づくりにとどまらず、地域におけるコミュニケーションの維持・向上に大きな役割を果たしていることを感じました。日頃からラジオ体操の普及に積極的に取り組まれている墨田区ラジオ体操連盟の皆さんに改めて深く感謝を申し上げます。

今年は、すみだ健康区宣言35周年でもあります。宣言には「健康こそは、個人や家庭にとって幸せの源であり、社会を発展させる原動力」とうたわれています。「いつでも、どこでも、誰でも」できるラジオ体操が、今後も一人ひとりの健康の維持・増進のみならず、地域コミュニティの向上と本区のさらなる発展につながることを期待します。

7月20日、錦糸公園野球場で行われた「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」にて