すみだを愛し、すみだで活躍する人をリレー形式で紹介する「つながる すみだ人」。お話を伺った方に次の方を紹介していただき、すみだを愛する人をつないでいきます。第17回は、八広にある精肉店「政屋商店」の3代目店長、渡邊行洋さんです。地域の子どもの様々な育成支援に関わって今年で10年。不思議なご縁から携わったPTA活動の思い出などを伺いました。
特集
つながる すみだ人
概要
Q. 今一番力を注いでいるのはどのような活動ですか?
地区青少年育成委員会の委員を務めていますが、まさに今と言えば、11月3日(祝)に吾嬬立花中学校で開催される「友愛まつり」の実行委員長として、PTAの方々と準備に取り組んでいます。
友愛まつりは、当日100人位の生徒が、お店の前に立ってお客さんに声掛けしたり、商品を運んでくれたりと、運営に携わってくれる、非常に活気のあるお祭りです。友愛まつり自体は歴史がありますが、新校舎になってからは初めての開催です。時間は午前11時~午後2時。やきそば、フランクフルト・・・皆さんも、ぜひ来てくださいね。
Q. 現在の活動を始めたきっかけは何ですか?
平成26年に誕生した吾嬬立花中学校は、吾嬬第一中学校(
そんな思い出の詰まった"一中"に自分の子供たちも入学。一番下の息子が入学した時にPTAへのお誘いがありました。その時点で、今度は生徒数の減少に伴う"一中"と"立中"の統合が2年後にあると決まっていました。「最初と最後を見届ける」という運命のような後押しもあって3年間PTAに携わりました。息子が2年生の時からは会長を務め、"立中"の方々とも協力をしながら、統合への準備や統合後のPTA組織づくりに関わりました。吾嬬第一中学校の閉校式は、2月で記録的な大雪が降った日。絶対忘れないですね。
その間にできたつながりから、現在も地域との関わりを続け、地区青少年育成委員会の委員などを務めています。
Q. 渡邊さんは、すみだのどんなところが好きですか?
すみだを地元として、長く住んでいる人が多いのは、気心知れたお付き合いができるので好きですね。でも、それは客観的に見ると表裏一体な部分があって、新しくすみだに来られた方に、混ざりにくいと思わせてしまうこともあるようです。新しく住まわれた方にも地域のイベントなどに参加してもらえるように、お声掛けをしながら取り組んでいきたいと思います。そうして、地元の輪が広がっていったら嬉しいです。
地域の活動は、全てボランティアです。それぞれができる範囲で無理なく活動をしていきたいと思います。