すみだ区報2019年11月21日号

暮らし

冬はノロウイルスによる食中毒が増える季節です
食品の衛生歳末一斉事業

■一斉監視指導の実施

年末には、贈答用などの多種多様な食品が大量に流通し、宴会など会食の機会も増えます。保健所では食中毒や食品による事故を防ぐため、12月2日から年末まで、飲食店・スーパーマーケット等に対する一斉監視指導を実施します。

■ノロウイルスによる食中毒の予防

冬はノロウイルスによる食中毒が増加する季節です。この食中毒は、ウイルスに汚染された二枚貝を生や生に近い状態で食べた場合や、ウイルスに感染した食品取扱者を介して汚染された食品を食べた場合などに起こります。また、患者の糞便(ふんべん)嘔吐(おうと)物などからウイルスに感染することもあります。次の予防ポイントを守り、ノロウイルスによる食中毒を防ぎましょう。

予防のポイント
石鹸(せっけん)を使って十分に手洗いをする
▼下痢や嘔吐等の症状がある場合は、食品を直接取り扱う作業をしない
▼ノロウイルスは熱に弱いので、二枚貝は中心部までよく加熱する
牡蠣(かき)を生で食べるときは「生食用」の表示があることを確認する

問合せ生活衛生課食品衛生係 TEL:03-5608-6943