すみだ区報2020年5月1日号

区政その他

山本区長のメッセージ

今こそ、"すみだ"が一丸となり、この難局打破を!

墨田区長  山本 亨

今、私たちが直面している新型コロナウイルス感染症については、世界的に患者数と死亡者数の急激な増加が見られ、去る4月7日には国が「緊急事態宣言」を発しました。本区においても新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、区民の皆さんの生命と健康を守るため、感染防止策を徹底し、区民生活を維持するための取組を継続して進めています。引き続き、区民の皆さん一人ひとりが危機意識を持ち、こまめな手洗い・うがいや、せきエチケットを励行していただくとともに、いわゆる3密(密閉・密集・密接)の環境を極力避けていただきたいと思います。なお、区では電話相談窓口の開設をはじめ、中小企業を対象とした緊急対策資金のあっせんや、休業・失業で生活資金にお困りの方々に社会福祉協議会と連携した支援を行っています。大変厳しい現状ですが、区民の皆さんと一丸となって本区の地域力を発揮し、この難局を乗り越えて、"すみだ"に活気を取り戻していきたいと思います。

さて、若々しく生命力のある新緑と爽やかな風を感じる季節となりました。先月、区役所にも69人の新任職員が入庁し、新たな組織体制がスタートしました。新任職員ならではのフレッシュな発想や行動力等を今後の区政運営にも反映してもらいたいと思います。

また、現在、区役所周辺においては、東京都の耐震護岸整備や東武鉄道株式会社の高架下整備にあわせて、公園・道路・高架下・水辺が一体となった賑わい空間を創出する「北十間川・隅田公園観光回遊路整備事業」が進んでいます。3月にリニューアルオープンした隅田公園に続き、今月には東武鉄道株式会社が隅田川に新設する歩道橋「すみだリバーウォーク」と、鉄道高架下の複合商業施設「東京ミズマチ®」のウエストゾーンがオープンする予定です。生まれ変わった隅田公園の芝生の上で遊ぶ子どもや行き交う家族連れの姿に、すみだの新たな水辺の賑わい空間が生まれたことを実感しています。

4月8日、緊急事態宣言を受けてメッセージを発信しました