気温が上がる夏場は、食品が傷みやすくなります。楽しい夏を過ごすためにも、食品の取扱方法に気を付けて、食中毒を防ぎましょう。万一、おう吐や下痢など食中毒の疑いがある症状が現れた場合は、速やかに医療機関で受診の上、問合せ先へご連絡ください。
すみだ区報 2020年6月1日号
健康・福祉
安全な食生活のために
夏場の食中毒にご用心
■食中毒予防3原則
以下の食中毒予防3原則、食中毒菌を「つけない」、「増やさない」、「やっつける」を参考に、食中毒を予防しましょう。
[食中毒菌をつけない]
▼調理前と食事前にしっかりと手を洗う
▼食材や器具はよく洗浄する
[食中毒菌を増やさない]
▼食材は冷蔵庫と冷凍庫で保存する
▼調理済食品を室温で放置しない
[食中毒菌をやっつける]
▼加熱する食品は中心部まで十分に加熱する
▼器具は洗浄後、熱湯や漂白剤で殺菌する
■魚介類の刺身などによる食中毒予防
[予防方法]
▼魚介類は冷蔵で保管・陳列している店で購入する
▼購入後は早く帰宅し、冷蔵庫内のよく冷える場所で保存する
▼丸魚は早めに内臓を取り除き、水道水でよく洗う
▼魚介類に寄生虫が付いていないかよく確認する
■食品衛生夏期対策事業
区では、夏場における食中毒発生防止と食の安全確保を図るため、毎年6月~8月に食品衛生夏期対策事業を行っています。この事業では、食品の製造・販売施設等を対象として立入検査を実施します。
また、区民の皆さんを対象とした食中毒予防キャンペーンを実施する予定です(詳細は後日、掲載予定)
[問合せ]生活衛生課食品衛生係 TEL:03-5608-6943