すみだ区報2020年8月11日号

特集

大規模な台風が近づいてきたら・・・

台風の上陸等により 荒川が氾濫する可能性が高い場合

台風接近・上陸2日前まで

江東5区(墨田区・江東区・足立区・葛飾区・江戸川区)を出て、浸水のおそれがない地域へ避難する広域避難必要となります。

江東5区が共同で、対応を検討
検討の開始を区ホームページ等でお知らせ

すぐに避難できるよう、準備を進めましょう

なぜ江東5区外への広域避難が必要?

多くの地域が海抜0m地帯の江東5区は、荒川・江戸川等が氾濫した場合、人口の9割以上の250万人が浸水被害に遭うとも言われ、地域によっては5m以上の浸水や2週間以上の浸水の継続が予想されます。

その場合、水が引くまでの2週間以上、電気・ガス・水道が使えなくなる可能性があります

食料がなくなる

飲料水がなくなる

トイレが使えない

お風呂が使えない

携帯電話もテレビも使えない

ゴミがたくさん

ご自身とご家族を守るために、広域避難が必要です

検討の結果、自主的広域避難情報が発表されたら…(各区が発表)

できるだけ早く江東5区外の安全な場所へ避難しましょう

この時点では、徒歩、公共交通機関、自動車での避難が可能
*自動車は渋滞に注意!

*自主的広域避難情報が発令されなかった場合は荒川が氾濫する可能性が低い場合と同様の流れ

どこへ広域避難すれば?

江東5区では、国や都と協力して、広域避難先や避難方法の検討を行っていますが、現時点ではまだ具体的に示せる段階ではありません。

江東5区外(浸水しない地域)の
▼親戚・友人宅
▼ホテル・民宿等の宿泊施設
▼勤務先
等の避難先の検討を事前にお願いします
詳細は、江東5区大規模水害ハザードマップを参照(下のコードを読み取ることで接続可)

コード

上陸前日~当日

広域避難勧告(公共交通機関の計画運休前に発令予定)が発令されたら…(各区が発令)

直ちに江東5区外の安全な場所へ避難しましょう

この時点では、徒歩、公共交通機関での避難が可能
*自動車での避難は、原則、要配慮者とその付添いの方のみ可能

公共交通機関は計画運休に注意!

上陸当日

域内垂直避難指示(緊急)が発令されたら…(各区が発令)

広域避難ができなかった場合は、直ちに浸水想定以上の場所(浸水想定より高い最寄りの建物・自宅の居室)に避難してください

台風通過後

台風の通過後も注意!

河川の上流で降った雨が時間差で下流に流れ、氾濫を引き起こす可能性があるため、雨が止んだ後や台風の通過後も、河川が氾濫する危険があります!

雨が止んだ後や台風の通過後も、すぐに気を緩めずに、引き続き避難情報等の情報を収集しましょう。