すみだ区報2020年11月1日号

特集

子どもの笑顔を守るために

概要

児童虐待を未然に防ぐためには、親が子育ての悩みを一人で抱え込まないこと、周りの方が親や子どもの異変にいち早く気付くことが大切です。こちらでは、子育ての悩みを相談できる地域の窓口や、同じ地域に住む方ができることを紹介します。

問合せ子育て支援総合センター TEL:03-5630-6351

オレンジリボンには子ども虐待を防止するというメッセ-ジが込められています。
【撮影協力】子育て支援総合センターで毎月第4月曜日開催の「おれんじたいむ」に参加した皆さん

児童虐待とは、大きく以下の4つに分類される、子どもに対する保護者の行為です

1.身体的虐待

(なぐ)る・蹴る・やけどをさせる・戸外に締め出す など

2.ネグレクト(養育放棄)

食事を与えない・家に閉じ込める・学校に行かせない など

3.心理的虐待

子どもの面前でのDV(配偶者等への暴力・暴言)・無視・言葉での脅し など

4.性的虐待

性的関係を強要する・性的な被写体にする・性器等を見せる など

家庭でのストレスによる児童虐待(心理的虐待)が増えています

新型コロナウイルス感染症の拡大により、在宅勤務や休校など、自宅で過ごす時間が増え、家庭でのストレスによるDVや児童虐待が増えています。たとえ、夫婦げんかであっても、子どもに心理的外傷を与える可能性があります。