すみだ区報2020年12月21日号

特集

年末年始の過ごし方に気を付けましょう

概要

年末年始には、多くの人が連続した休暇を取得し、人の移動も盛んになることが予想されます。新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するために、以下の感染リスクが高まる「5つの場面」と「リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」などを参考にして、年末年始を過ごしましょう。

問合せ墨田区発熱・コロナ相談センター TEL:03-5608-1443(月曜日~金曜日の午前9時~午後5時、年末年始を除く)

■感染リスクが高まる「5つの場面」

場面1 飲酒を伴う懇親会等
飲酒の影響で気分が高揚すると、注意力が低下するとともに、聴覚が鈍るため、大きな声になりやすくなります。また、回し飲みや箸の共用も感染リスクが高まるため、注意が必要です。

場面2 大人数や長時間に及ぶ飲食
大人数(5人以上)の飲食では、大声になり飛沫(ひまつ)が飛びやすくなります。また、長時間に及ぶ飲食や、接待を伴う飲食、深夜のはしご酒は、短時間の食事に比べて感染リスクが高まります。

場面3 マスクなしでの会話
マスクなしに近距離で会話をすることで、飛沫感染等での感染リスクが高まります。また、車やバスで移動する際の車中でもマスクをしましょう。

場面4 狭い空間での共同生活
狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が共有されるため、感染リスクが高まります。寮の部屋やトイレなどの共用部分での感染が疑われる事例が報告されています。

場面5 居場所の切り替わり
仕事の休憩時間に入った時など、居場所が切り替わると気の緩みや環境の変化により、感染リスクが高まることがあります。休憩室や喫煙所、更衣室での感染が疑われる事例が確認されています。

「5つの場面」に気を付けよう!

参考内閣官房新型コロナウイルス感染症対策室のホームページ(下のコードを読み取ることでも接続可)

コード

■リスクを下げながら会食を楽しむ工夫

飲酒をする際は、少人数・短時間でなるべく普段一緒の人と

箸やコップは使い回さず、一人ひとり別々の物を使用する

会話をする際は、マスクを着用する

席の配置は斜め向かいにし、正面や真横はなるべく避ける

体調が悪い人は参加しないようにする