すみだ区報2021年6月11日号

特集

令和2年度下半期 財政状況

ポストコロナを見据えた、〝すみだ〞の未来につながる予算持続可能な〝すみだ〞の実現に向けて

3年度予算は、依然として終息の兆しが見えないコロナ禍において、「ポストコロナを見据えた、〝すみだ〞の未来につながる予算 持続可能な〝すみだ〞の実現に向けて」として編成しました。

我が国の景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、引き続き厳しい状況にあり、先行きについては、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを引き上げていく中で、感染の動向が内外経済に与える影響には十分注意する必要があります。

一方、区財政においては、ここ数年、納税義務者数の伸び等を背景に特別区民税等の増収効果もあり、財政調整基金等の残高も順調に推移してきたところですが、3年度予算においては、感染症拡大の影響を背景に特別区民税、特別区交付金の減収を見込んでいます。

こうした状況においても、区民の皆さんの安全・安心の確保や区民福祉の向上につながる緊急性・優先性の高い需要に対し、迅速かつ積極的に取り組んでいく必要があることから、これまで以上に行財政改革を推し進め、予算計上した施策の目的が最小の経費で確実に達成されるよう予算執行していきますので、区政へのご理解とご協力をお願いします。