すみだ区報2021年9月1日号

区政その他

人権コラム(75)

ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)を考える

ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)は、平成12(2000)年に当時の厚生省(現 厚生労働省)の報告書で「全ての人々を孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、健康で文化的な生活の実現につなげるよう、社会の構成員として包み支え合う」ことと説明されています。つまり、子どもや高齢者、障害の有無に関わらず、誰もが健康で文化的な生活が送れるよう、社会の中で互いに助け合って生活していこうという考え方です。排除や貧困など様々な問題の解決策にも位置付けられています。

難しい言葉のように感じる方もいるかもしれませんが、私たち一人ひとりが、この考え方をもって生活することが大切です。ソーシャルインクルージョンが社会に浸透するよう、皆で努力していきましょう。

問合せ人権同和・男女共同参画課人権同和担当 TEL:03-5608-6322