すみだ区報2021年11月1日号

特集

私たちが創る脱炭素社会 すみだゼロカーボンシティ2050宣言

概要

私たちが暮らす地球は、大気と呼ばれるベール状の気体で覆われていることで、適切な気温が保たれ、紫外線などの有害な物質から守られています。しかし、便利な生活と引換えに私たちが排出し続けてきた二酸化炭素などの温室効果ガスで気温が上昇し、海面上昇、砂漠化の拡大、極端な気象現象などが発生しています。今年8月に公表された国際連合の IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書でもそのように結論づけられ、喫緊の課題となっています。こうした状況を私たちが〝自分ごと〞と認識したうえで、温暖化を防ぐための行動を加速し、私たちで実現させるべきものが脱炭素社会です。

区では10月5日に、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「すみだゼロカーボンシティ2050宣言」を表明しました。カーボンとは炭素のこと。今後さらに、区民の皆さん、事業者、区の協働による脱炭素社会の実現に向けたまちづくりを推進していきます。

問合せ環境保全課環境管理担当 TEL:03-5608-6207

「すみだゼロカーボンシティ2050宣言」の宣言文に署名を行った山本墨田区長(左)と木内墨田区議会議長(右)