すみだ区報2021年12月1日号

特集

身近な人権について考えましょう

外国人の人権

言語や文化、宗教、生活習慣などの違いやこれらの無理解によって、外国人に対する差別や偏見が生まれることがあります。また、近年、特定の民族や国籍の人々を排斥する差別的言動、いわゆるヘイトスピーチが起こり、社会的問題となっています。平成28年に施行された「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律 (ヘイトスピーチ解消法 )」は、不当な差別的言動は許されないことを宣言するとともに、その解決に向けて、私たちが理解を深め、外国人に対する不当な差別的言動のない社会となるよう努めなければならない、と定めています。

国籍を問わず、誰もが暮らしやすい社会を実現するためには、私たち一人ひとりが文化等の違いや多様性を受け入れ、互いに理解し合うことが大切です。