すみだ区報2021年12月1日号

暮らし

冬はノロウイルスによる食中毒が増える季節です
食品の衛生歳末一斉事業等

■一斉監視指導の実施

年末は、贈答用などの多種多様な食品が短期間に大量に流通します。保健所では食中毒や食品による事故を防ぐため、年末まで、飲食店やスーパーマーケット等に対する一斉監視指導を実施しています。

■ノロウイルスによる食中毒の予防

冬はノロウイルスによる食中毒が増加する季節です。この食中毒は、ウイルスに汚染された二枚貝を生や生に近い状態で食べた場合や、ウイルスに感染した食品取扱者を介して汚染された食品を食べた場合などに起こります。また、患者の糞便(ふんべん)嘔吐物(おうとぶつ)などからウイルスに感染することもあります。以下の予防ポイントを守り、ノロウイルスによる食中毒を防ぎましょう。

予防ポイント
石鹸(せっけん)を使って十分に手洗いをする
▼下痢や嘔吐等の症状がある場合は、食品を直接取り扱う作業をしない
▼ノロウイルスは熱に弱いので、二枚貝は中心部までよく加熱する
牡蠣(かき)を生で食べるときは「生食用」の表示があることを確認する
*詳細は区ホームページを参照

墨田区食品衛生キャラクター「すみだこ」

問合せ生活衛生課食品衛生係 TEL:03-5608-6943