すみだ区報2022年4月21日号

区政その他

すみだSDGs(エスディージーズ)ステーション

SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」は、人類がこの地球で暮らし続けていくために2030年までに達成しなければならない世界共通の17の目標です。

目標達成に向けて知っておきたい理念や特徴をご紹介します SDGsの担い手〝国、自治体、企業・団体、個人〞

SDGsは世界全体で協力して達成すべき国際目標として定められたもので、その達成度合いを図る指標(インディケーター)も世界共通です。国は、その指標の把握や管理をしています。区などの地方自治体は、地域ごとの実状に合わせてSDGsを捉え、持続可能な地域の在り方やそのために必要なことを考え、推進しています。

では、企業・団体、そして、私たち一人ひとりは、SDGsにどのように向き合ったらよいでしょうか。「SDGsは国や行政が取り組むもの」というイメージをもっている方もいるかもしれません。しかし、持続可能な社会を創っていくためには、企業・団体、個人の具体的な行動こそが大切です。

例えば、企業・団体では、仕事を効率的にしたり、職場環境を改善したりすることで働きがいがある会社、そして社会を創ることができるかもしれません。また、新しい技術やサービスを開発することで、CO₂(二酸化炭素)の排出量を減らしたり、感染症予防がしやすい生活を作り出したりできるかもしれません。私たち一人ひとりも、例えば食品売り場では手前から取ることで食品の廃棄量を減らしたり、プラスチックを使わない商品を選択することで、ごみを減らしたりすることができます。そしてそんな行動が、海の豊かさを守ることにつながるかもしれません。

このように、国、自治体だけでなく、企業・団体、個人がそれぞれの立場で考え取り組むことが大切です。そして、それによりSDGsは達成できるのです。

問合せSDGs未来都市政策調整担当 TEL:03-5608-6231