すみだ区報2022年8月21日号

区政その他

すみだSDGs(エスディージーズ)ステーション

SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」は、人類がこの地球で暮らし続けていくために2030年までに達成しなければならない世界共通の17の目標です。

目標達成に向けて知っておきたい理念や特徴をご紹介します すみだが進めるSDGs

3年5月、本区は「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。「SDGs未来都市」とは、SDGsの達成に向け、先進的な取組を実施する自治体を内閣府が選定するものです。23区では、令和2年度に豊島区、3年度に本区と江戸川区、今年度に足立区と板橋区が選定され、各区の特色を()かしたSDGsの取組を進めています。

本区のSDGsモデル事業「産業振興を軸としたプロトタイプ実装都市〝ものづくりによる暮らしのアップデート〞」では、社会課題の解決に取り組むスタートアップ企業を区内に誘致し、連携を図ることで、医療や環境、高齢化といった課題解決に役立つプロトタイプ(試作品)を開発し、社会実験として地域で活用することを掲げています。

経済分野では、多くのものづくり企業が集まる特徴を活かして、区内の事業者等がそれぞれに生み出す付加価値が、しっかりと〝稼ぎ〞へとつながる仕組み作りを行います。また、社会分野では、医療体制の強化に加え、障害や性別、年齢にかかわらず、誰もがいきいきと健康的に暮らせる社会作りを、環境分野では、カーボンニュートラルを見据え、持続的に安心して働き、住み続けることのできる環境作りをすることで、豊かな暮らしを次世代へと受け継いでいきます。

これらの考え方を切り口として、本区の強みである「人と人とのつながり」や「地域力」を活かし、それに携わる区民、事業者、団体、大学等と連携し、幅広い地域課題の解決に取り組んでいきます。

問合せSDGs未来都市政策調整担当 TEL:03-5608-6231