浮世絵と聞くと「冨嶽三十六景」のような一枚摺(ずり)の版画を思い浮かべることが多いと思いますが、その起源は、板木に文字や挿絵を彫って摺(す)ったものを本にした板本で、そこから絵のみが独立し、一枚摺の浮世絵になったと言われています。本展では、北斎も数多く刊行している板本に注目し、板本の基礎知識や関連する内容、所蔵者や読者の痕跡(こんせき)、優品や稀覯本(きこうぼん)の紹介などを通じて、その魅力をお伝えします。

［とき］9月21日(水)～11月27日(日)の午前9時半～午後5時半
＊入館は午後5時まで
［ところ］すみだ北斎美術館（亀沢2-7-2）
［入館料］
▼一般＝1000円
▼高校生・大学生・65歳以上の方＝700円
▼中学生・障害のある方＝300円
▼小学生以下＝無料
＊観覧日当日に限り常設展をはじめ全ての展示が観覧可
＊詳細は、すみだ北斎美術館のホームページを参照
［問合せ］すみだ北斎美術館 TEL：03-6658-8936