すみだを愛し、すみだで活躍する人をリレー形式で紹介する「つながる すみだ人」。お話を伺った方に次の方を紹介していただき、すみだを愛する人をつないでいきます。第48回は、「東向島スタジオ和」(東向島4-9-6)でアルゼンチンタンゴダンスを教え、本場のタンゴの魅力を広める桑原和美さんです。
特集
つながる すみだ人
概要
Q. すみだでどのような活動をしていますか?
東向島でアルゼンチンタンゴダンスの教室を運営し、プロダンサー、ダンス講師として活動しています。私自身がその本場であるブエノスアイレスで学んできたことをもとに、小学生からご年配の方まで幅広くタンゴの魅力を伝えており、現在まで30年にわたり年2回、アルゼンチンから著名アーティストを招いて交流を続けています。本場のダンスの技術を学びつつ、サロンタンゴという庶民的なタンゴを通して、日本にいながら本場のタンゴに触れることができます。
昨年の11月にオープンした「東向島スタジオ和」は、祖父の代からの精密部品工場を改装したもので、開店時は、ご近所の皆さんが祝ってくれて、とても
Q. 現在の活動を始めたきっかけは何ですか?
高校生の時に見たテレビCMでアルゼンチンタンゴを知り、日本で何度もタンゴショーを鑑賞しました。そのタンゴショーは、人間味で
帰国後すぐに、地元の集会所を活用してミロンガを開きました。今では世界中でミロンガが開かれるようになりましたが、日本初のミロンガは、「お祭り騒ぎ」という意味で「
Q. 桑原さんは、すみだのどんなところが好きですか?
私の踊りのルーツは小学校の盆踊りと言えるくらい、小さい頃からお祭りが大好きです。生まれ育った街に、世界に誇れるものがあり、とても幸せです。すみだの人は、包容力、タンゴの世界観で言うと「抱擁」がありますから、相手を抱擁して踊るタンゴは、きっと皆さん素敵に踊れると思いますよ!