すみだ区報2022年12月1日号

特集

身近な人権について考えましょう

部落差別(同和問題)

部落差別(同和問題)とは、日本社会の歴史的発展の過程で形作られた身分制度や、歴史的・社会的に形成された人々の意識に起因する差別であり、日本固有の重大な人権問題です。現在もなお、インターネット上の差別的書き込み等があり、基本的人権を侵害されている方がいます。

平成28年に施行された「部落差別の解消の推進に関する法律(部落差別解消推進法)」は、部落差別は許されないとの認識の下、これを解消することを目的とし、相談体制の充実、教育および啓発等の具体的施策について定めています。このような差別をなくすためにも、私たち一人ひとりが部落差別(同和問題)を正しく知り、理解することが大切です。