今年も様々な形で新型コロナウイルス感染症の影響を受けた1年となりました。感染が急拡大した「第7波」により、「隅田川花火大会」は中止となりましたが、夏をピークに新規感染者数は減少し、10月には「すみだまつり・こどもまつり」が3年ぶりに開催されるなど、すみだのまちも本来の賑(にぎ)わいを取り戻しつつあります。また、長引くロシア・ウクライナ情勢や、それに起因する原油・原材料価格の高騰に加えて、円安の進行に伴う物価高騰等の影響を踏まえ、区ではコロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」政策パッケージを作成し、区民生活を守る取組や事業者への支援を行っています。

一方で、今年は本区の最上位計画である「墨田区基本計画」の中間改定や、公益財団法人日本相撲協会との包括連携協定の締結等、新しいすみだの始動に向けた取組にも着手しました。改定後の基本計画では、区民・事業者の皆さんとの協働により、「すみだの〝夢〞実現プロジェクト」を中心に、SDGs(エスディージーズ)未来都市につなげる持続可能なまちづくりを進め、「暮らし続けたいまち・働き続けたいまち・訪れたいまち」の実現をめざしていきます。

これから寒さが厳しくなるにつれ、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行への備えが重要となります。ワクチンによる予防など、引き続き、区民の皆さんの安全・安心を第一に、社会経済活動の活性化と感染症対策が両立する「すみだらしい新しい日常」の定着に向けて、「オールすみだ」で取り組んでいきたいと思います。年末に向けて体調管理には気を付けて、どうぞ良い年をお迎えください。

「AFCフットサルアジアカップ2022」で優勝したフットサル日本代表でフウガドールすみだに所属する清水和也選手と