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第9回

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更新日:2006年8月23日

第9回(2006年8月3日)

会議の概要は次のとおりです。
1 会長あいさつ
2 新委員の紹介
(副会長)
 本日、新しく委嘱された委員からご挨拶いただく。
(委員)
 傍聴という形でこれまで何度か議論に参加してきたが、これから委員として参加していく中で私なりに情報の提供等させていただければと考えている。
3 環境基本計画の庁内での検討状況及び17年度環境管理計画の実績報告
(副会長)
庁内での検討状況等について報告願う。
(事務局)
 計画の構成に基づき文章化する作業を進めている。区民会議での意見の反映方法も検討している。会長と相談のうえ、計画の資料等の準備作業が間に合えば、8月下旬に区民会議を開催したいと考えている。その時に、将来への検討と区民会議の意見を反映した形のものをお示しできればと考えている。
 17年度環境管理計画の実績報告についてだが、93事業のうち計画通り進行したものは85事業、一部達成できなかったもの5事業、達成できなかったもの3事業であった。今後、検討している環境基本計画で新たな指標を検討して、これに替わった形で、実効性のある指標を考えて行きたいと考えている。環境管理計画はこの5年間で終了となる。
4 環境基本計画の検討(グループワーク)
(副委員長)
 グループワークをはじめる。
(日本総研)
 中間報告をまとめていく時期に来ている。手元にはみなさんの発表を整理した資料をお配りした。本日は、前回までの総括としたい。
 また、本日は、「環境と経済の調和」というテーマでもご議論をお願いしたい。このテーマは非常に幅広く時間もかかる内容であるが、他自治体での環境基本計画において、このテーマを真っ向からとらえてやっていこうというところはまだ少ない。墨田区では条例を作る時などに議論していたが、中小企業者等が多くあり、そういった企業との連携が重要だという視点があった。皆さんの中でもう一度ご議論いただき、基本計画を作るときの材料を出していただきたい。
 その中での切り口であるが、事業者の立場を中心に考えてもらいたい。ひとつは環境配慮型経営の促進ということで、会長がすでに言われているように、環境マネジメントを通じて、企業が会社の中の環境に配慮した仕組みを作って行くことが重要である。中小企業には難しいという意見もあるが、中小企業を含めた環境取り組みをどう進めていくのかというのはひとつの視点である。
 また、エコビジネスの振興であるが、エコビジネスをどのように発展させていくかといった見方もある。区民の視点からでは企業環境取組に期待するものについての議論もあると思う。色々な切り口があるが、うまく環境への負荷をかけないように経済的に発展していくためにはどうしたらよいのかということをご議論願いたい。
 各グループで約1時間議論した。(環境保全課主査及び早大学生、傍聴に来ていた墨田区環境審議会委員等も各グループに入り議論に参加した。)
各グループの発表
(大気汚染・公害グループ)
 墨田区には製造業・中小企業が多いため、ゴミの排出量が多く、また一般家庭もあるが、焼却場も持っていることから、身近な問題としてゴミについて考えてみた。
 問題点は、ゴミの分別収集をやっているが、最終的にどのように処理されていくのかがよく分からない。 ゴミを出す我々がその辺を意識していないからなのかもしれないが、はっきりさせるべきではないか。
 家電やIT製品の修理コストが高いために製品寿命が短いことや、IT化が進んでいるが紙の需要が減らないというような現状に、どう対応したらよいのかも議論したが、ゴミ処理負担を一般家庭からも発生者負担としたらどうか。
 ゴミを出す人も出さない人も同じように税金という形で費用を負担しているが、経済原則から言えば利用者負担や発生者負担が原則であるから、ゴミを多く出す人からは多く負担してもらい、少ししか出さない人からは負担を少なくするといったシステムへの変更も必要ではないか。こうすることにより、ゴミの量が減ると共に、製品寿命の長期化、リサイクル事業の発展につながるのではないか。
 その他、家庭からのリサイクルは、缶や新聞紙だけでなく、種類を増やしたらどうか。ゴミ処理費用についても区民がどのくらい負担しているのかを数字で明確に示したらどうか。
 産業界は利益を求めて自立的に動いているので難しい面もあるが、自然とそういった産業が起こる仕組みが必要ではないか。
(日本総研)
 環境と経済が調和する方向へ向かうような産業を興すやり方が必要という指摘と、製品寿命を延ばすという指摘も重要かと思う。
(資源エネルギーグループ)
 企業市民として事業者も市民としての役割が求められてきている。利益ばかり追求している企業は、今後、生き残れなくなってきている。企業が扱っている商品が環境に配慮しているかが社会的に認知されていくことが必要。そのためには設備投資が必要となるが、環境に配慮した商品を普及させることで、社会的な環境負荷が減り、企業が利益を得ることができるためビジネスと環境が両立しないものではない。
 例えば、ガス会社は省エネを普及させるとガスの売り上げが減るのではないかと思われることがあるが、限られた資源の無駄遣いをしないということが企業責任の一環であるとの考えがあり、また、石油をガスに変えるだけでCO2が2割減るという。天然ガス車の普及によっても、公害的な環境負荷が減るがガス会社の利益も上がる。
 そういった中で省エネ型の商品が求められてきている。省エネルギーセンターでの省エネカタログや、省エネラベルなどによる情報発信により、有機的に広く普及につながっていくことが重要。企業としての姿勢も問われるためISO、エコアクション21の導入、自治体の地域のルールなどの取り組みも今後必要ではないか。中小企業も難しいかもしれないが、このように取り組みやすい環境を作っていく必要もあるのではないかと考える。
(日本総研)
 中小企業は自分で取り組むことが難しい面があるが、簡便な仕組みで環境マネジメントのようなものが取れるという取り組みをしている自治体もある。墨田区でも墨田区なりのやりかたがあるかと思うし、環境と経済を両立する仕組みが必要であるというご指摘であったと思う。
(委員)
 意見。利益を発生して企業の存続価値を上げるという考え方がある中で、画期的な発想である思う。墨田区の中小企業の現状では、例えば、目的を事前に知らせないままの会社訪問は受けてもらえないような多忙な状況である。大変さみしいという印象をうけた。利益は必要だが、経営者にはそれでは生き残れないという発想を持ってほしいと思った。
(日本総研)
 中小企業の実態として、社長の動き一つが会社の経営に直結してしまう事があり大変難しい問題である。そういう人たちにも環境問題を理解してもらうためにどのように働きかけるかといったご意見であったと思う。
(緑化グループ)
 1000平方メートル以上の敷地を有する大企業は開発指導要綱により緑地を確保してきているが、中小企業は広い敷地が無く、緑地を整備する労力もかけられないのが現状では。
 狭い土地の中で細かく草花を栽培し緑化を進めたり、建物を建て替える時に屋上緑化を意識した建物にしてもらったりしてはどうか。
 緑化には枝や落ち葉の問題もあるが、企業イメージのアップにつながる。緑化した企業に自治体が賞を出すなどの仕組みができれば促進につながる。
 また、商談時、草花があると良い心理状態を作るのに有効なので、良い成果につなげられるのではないか。従業員満足度の向上にもつながるし、顧客満足度にもつながると考える。緑化は放射熱の抑制にもつながる。
(日本総研)
 確かに大企業に比べて中小企業は場所が無いというのが現状であるが、緑被率にはならないが、鉢植えなどちょっとした工夫を中小企業に協力してもらうのも墨田区らしい取り組みになるかもしれない。
(リサイクルグループ)
 すみだらしいエコビジネスの振興ということで議論を進めた。墨田区には石鹸、ガラス、プラスティック等の優れた会社が多かった。中小企業が環境を配慮した経営を行うことができるし、異業種交流も行われている。
 ドイツではエコビジネスを紹介する場や、ロンドンでは環境を実体験で学習できる施設がある。
墨田区でもリサイクルに部分的に貢献している企業もあるが、事業を継続しにくいという状況がある。
 墨田区では雨水利用の取り組みが、このような問題解決のキーワードになると考えた。マンションが建設され、環境に配慮している企業から、音・においが出ていると、新たな環境問題を起こしているという難しい状況もある。企業とマンションがうまく結びつく方法としては、雨水の有効利用がひとつの方法にもなる。
 雨水利用をエコビジネスに発展させ、異業種交流等も活用し、区民と事業者が組んで製品開発する際には、環境ふれあい館の活用や、産学官連携により新たな産業を作り出して行ければ、すみだらしいエコビジネスの発信につながるのではないか。また、実際に製品ができた時には、すみだタワーにドイツにあるような展示の場を作り情報発信すれば、墨田区の取り組みが広く世の中に知れ渡るのではないか。
(日本総研)
 新しいエコビジネスを生み出すための仕掛けのお話であったかと思う。
 一応、議論は終了する。今日の議論の内容も含めて中間報告案をまとめて行きたい。
5 各分科会からの提案・報告
(会長)
 各グループの活動状況について伺う。
(リサイクルグループ)
(委員)
 エコライフサポーターとしてすみだまつりへの参加の準備を進めていく。
(会長)
 飛躍した話になるが、すみだまつりの時のゴミを一例に、新タワーができるとゴミ問題が発生すると言われているが、これを解決できる何かを見出せるようなことを考えながら、すみだまつりに参加していただけるとよいのでは。
(大気汚染・公害グループ)
(委員)
 区内の公園66のうち36箇所まわった。また、自宅から筑波山の眺望観測をしているが、大気汚染の関係からか全景が見えることが少ない。
(委員)
 オリナス開業前後のCO2と粉塵の状況についてデータをとった。今後まとめたい。
6 今後の予定、その他
(会長)
 今後の会議日程は。
(事務局)
 8月下旬を予定したいが会長と相談の上決定し通知したいと考えている。
(会長)
 委員に環境基本計画案を事前に配布してほしい。
 次回、会議を早めに切り上げて「暑気払い」を行いたい。
 本日はこれで終了する。
 以 上

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