このページの先頭です
このページの本文へ移動
本文ここから

第11回

ページID:536759149

更新日:2009年2月27日

1 委員による光熱費の調査の発表
 私は昨年3月にもともと実家があった練馬区に、家を改築いたしました。その際に地球温暖化防止に貢献できる取り組みのなかで取り入れられる方法をできるかぎり利用することを心がけました。本日はわが家での取り組みをご紹介しつつ、光熱費がどのように変化したのか説明いたします。
 「すみだ環境の共創プラン」の基本目標との関連づけるならば、大きくは「生垣の利用」、「井戸水と雨水の利用」、「住宅の高気密・高断熱化」の3点に取り組んでおります。
 まず、「生垣の利用」は墨田区と同様に練馬区でもブロック塀を生垣に変更すると助成金が支給されるので利用いたしました。また、庭の部分も古くからあるドウダンツツジなどを出来る限り、残すようにしました。
 次に、「井戸水と雨水の利用」についてですが、子供の頃から使っている井戸をつぶさずに残し、さらに雨水の利用を行うようにしました。墨田区とは違い、練馬区では雨水タンクを置いただけでは助成を受けられません。練馬区では浸透マスなどと雨水タンクをセットで設置した場合に、雨水タンクに対する助成金が支給されます。これは練馬区では土地の起伏があるため、高台に降った雨が低いところで水があふれてしまうことが発生するので、その防止策が求められていることによるものです。雨水をなるべくその土地で浸透させ下水に流出させないことに重点をおいておりますので、雨水の浸透マスなどをセットで置くような制度になっています。タンクを使ってみて思うことは、庭の散水に利用するだけでは意外とタンクの水が涸れないものだな、ということです。
 第三に「住宅の高気密・高断熱化」について説明いたします。以前に住んでいた社宅では冬になると、窓に結露がびっしりついて敷居部分がかなり濡れていました。そこで,今回の改築に際しては窓の部分にLow-e複層ガラスと言われる、従来のガラスに比べて断熱効果の高いガラスを採用しました。さらに会長のお宅で窓ガラスを変えたときに、ガラスの部分を複層ガラスにされましたがそれだけではアルミのサッシ部が結露してしまうというアドバイスをいただきましたので、わが家では樹脂製のサッシを取り付けることとしました。このような窓の高断熱化に加え外壁の高気密化・高断熱化をすることで、暑さや寒さをしのぐことはもちろん、冷暖房の効果を長く保つことができるようになります。結露もなくなりました。結果として省エネにつながるものと考えます。
 ただ、住宅の高気密化を進めると問題になってくるのがホルムアルデヒドなどによるシックハウス症候群です。これに対してはそれぞれの部屋の空気を一箇所に集めて排気ファンを回し、常に換気をする装置を取り付けることが平成14年の建築基準法改正で定められることとなり、わが家もその規定に基づいております。
 最後に、住宅の高気密・高断熱化を行ったことによる効果と光熱費の変化についてお話します。住宅の高気密・高断熱化を行ったことによる効果を検証するため昨年の7月と本年1月に各2日、家の中の温度変化を測定しました。この結果を練馬区のアメダスの温度変化と比べてみました。夏期を例にしますと、起床時から午前9時くらいまで冷房をかけています。その後、冷房をつけずに過ごしているとなだらかに室内の温度が上昇し、19時頃に26,7度で外気温とほぼ同じとなりました。逆に冬期は暖房をかけて、あとはスイッチを切っておくと同じように断熱効果が持続する結果となりました。また、冬期には炊事で熱が発生するので保温効果は高まっていると考えられます。
それをふまえて電気使用量と電気料金を比較しました。電気使用量について、夏期は前の住まいの使用量を下回りましたが、先月(=平成21年1月)はかなり増加しました。平成20年4月から平成21年1月までの10ヶ月につきまして、同年の同じ期間と比べますと、使用量は▲13.2%となりましたが料金は▲3.8%にとどまっております。これは燃料費調整の影響によるものです。また、「墨田区地球温暖化対策地域推進計画」に掲載されている光熱費の2人世帯の目安と比べてみると半分程度で過ごせているということがわかりました。
~質疑応答~
(会長)私のアドバイスが役に立って何よりです。集合住宅の場合は、サッシの部分が構造の一部なので変えることが出来ないことに注意が必要です。
(事務局)墨田区で行っている助成制度利用者の中でも窓については、現在ある窓を残したままにして内窓を取り付けて二重窓で対処しています。
(委員)浴室は断熱材をさらに厚くしているため、かなり保温効果が持続していると感じます。また、24時間換気を導入しましたので、電気料金の増加が気になっておりましたが、使用量から計算すると大体1月あたり800円前後の増加となっております。
(委員)100年住宅などの住宅もありますが、どれくらいの耐用年数を想定していますか? 
(委員)前の家が35年でしたので同じ程度か50年くらいは、と思っています。また、地震への対応もしています。前回、住んでいた地域は商工業地域だったため日影規制がなく、冬になるとほとんど日が差さない状況でした。今回は昔住んでいたということもありますし、よく周辺の建物のことがわかっていました。ぜひ、建物や敷地のこと以外にも周辺の環境などを考えて建てることをおすすめします。
2 区民会議のまとめ、その他
(事務局)2年間の活動について報告書の素案を会長と委員にチェックしてもらい、それを経た上で来月配布するという形にしたいと思います。来月は、委員による2年間の振り返りということにしたいと思います。
(委員)北野大氏が審査委員長をつとめる省エネルギーコンテストで「エネルギー長官賞」を立花中学校が受賞しました。全校をあげての取り組みが注目されたようです。

お問い合わせ

このページは環境保全課が担当しています。

注目情報

    このページを見ている人はこんなページも見ています