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テーマ3 誰もが楽しめるまちすみだ

ページID:217420839

更新日:2022年2月22日

中学生議員からの質問

 私はコロナ禍でも人と人とが繋がれる、今までとは違う、すみだの魅力を伝えるツアーを提案します。

 昨年度から新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、すみだの皆さんが楽しめるイベントや中学生が何らかの形で活躍できる機会が失われています。このままだと、地域の活性化が図れなくなってしまいます。だからといって、無理にツアーを決行して感染者が出てしまうことは、かえってリスクになります。そこで、誰もが対面でなくても楽しめるツアーを考えました。

 この活動は、まず中学生ボランティアを学校からの手紙を通じて募集します。そこからツアーに向けてのポスターや案内資料をつくりますが、大事なのは「中学生の目線」です。墨田区に住んでいても、なかなか知らないすみだの魅力について、さらに学ぶ機会になります。したがって、どれだけ小さく素朴な疑問でも良いので、それらを中学生ボランティアがアイデアを出す、または募集し、それをポスターや案内資料に盛り込むことで興味を引き付けやすくなると思います。

 本番のツアーは、パソコンなどを用いてリモートで行います。その際、区のツアー担当の方に墨田区内を回っていただきながら、中学生ボランティアが参加者に向けて各所に関する補足情報や豆知識を紹介します。この情報は事前に中学生ボランティアが取材を行い、収集します。こうすることで、参加者の区に対する興味・関心が高まり、中学生ボランティアの達成感が得られると思います。

 このイベントで最も大事なことは、「困難な状況下でも工夫を凝らし色々なことができる」と区内外の人に発信することです。このイベントが終わった後、中学生ボランティアがポスターやインターネットでツアーの成果を発信し、地域の活性化を図っていきたいです。この提案に対する区の考え方を伺います。よろしくお願いします。

区長からの答弁

 ただいまのご質問にお答えします。

 現在、墨田区では、イヤホンガイドを使用し、十分なソーシャルディスタンスを取るなど感染症対策に配慮しながらまち歩き観光ガイドツアーを実施しています。しかしながら現状ではまち歩きを楽しむ方々はコロナ前の水準には戻っていません。そうした中で、永島議員から提案いただいたオンラインツアーの実施は、より多くの方に、本区の魅力を知っていただくためのとてもよいアイデアだと思います。

 次に、中学生のボランティアを募集し、ツアーガイドとして活躍してもらう提案についてです。参加した中学生の皆さんが、タブレット端末を活用して、地域の情報を集めたり、すみだの魅力について学びを深めたりすることは、地域への愛着を育むことにつながります。インターネットを通じて、活動の成果を不特定多数の方に公開することは、肖像権などの課題もありますが、若い世代の感性とアイデアを生かすことで、より魅力的なツアーの開発につなげることができると思います。

 また、こうした取り組みの成果を中学生がポスターなどで発表することは、若者の視点を含めた効果的な情報発信となり、地域の活性化にも資する取り組みとなります。皆さんが、こうした事業に関わることで、すみだという地域に関心を持ち、主体的にかかわるきっかけともなることから、区としても、こうした若者の力を生かした観光事業の展開に、積極的に取り組んでいきます。

 「困難な状況でも工夫を凝らして色々な事ができる」という考えについては、私も同感です。実際に区のイベントにおいても、コロナ禍で様々な制限を受けたことをきっかけに、オンライン化やリモートで運営し、結果的に、普段なかなか参加できなかった方に参加してもらえるなど、新たな成果を上げることができました。これからもピンチをチャンスととらえて、挑戦する気持ちを大切にしながら、私も「誰もが楽しめるまち すみだ」の実現を目指し、全力で取り組んでいきます。以上でご質問に対する答弁を終わります。

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