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テーマ1 みんなが主役のまちすみだ

ページID:820872945

更新日:2023年2月28日

中学生議員からの質問

 私は、中学生が墨田区のホームページから職場体験や社会体験に参加できるコンシェルジュ(相談窓口)の設立を提案します。
 これは「みんなが主役のまちすみだ」を実現するため、目指すべきまちの将来像のうちの「働き続けたいまち」について考えたものです。「働き続けたいまち」とは、年齢や性別に関係なく誰もが活躍できるまちだと思います。そして、挑戦したい人がチャンスをつかめるまちだと思います。
 私達2年生は、今年6月に職場体験をし、私は保育園に行きました。園児とのかかわりは楽しかったですが、それと同時に見えない仕事がたくさんあることを知り、大変勉強になりました。
 中学生が知っている働く場所、つまり職場は、学校、図書館、消防署、コンビニ、スーパーマーケットなどで、日常生活の中で知ることができる場所は限られています。
 しかし、墨田区には昔ながらの町工場や革製品を作る工場などの中小企業がたくさんあります。また、区内に「先端技術を生み出す新たな産業地」を作り出すための事業や大学誘致などのニュースを聞き、将来の職業選択に可能性を感じています。
 そこで、私は「新たな職場体験・社会体験」について考えました。今までの職場に加え、区内の先端技術を体験できる職場の確保、区内にできた二つの大学での研究に参加できる体験活動について支援していただきたいです。
 また、中小企業の後継者を育成する「フロンティアすみだ塾事業」では、経営者を育成するプログラムがあり、経営者として学ぶ場があるとのことなので、そこでも職場体験ができるとよいと思いました。将来のリーダーの育成や経営者としてのノウハウを学ぶことも大切だと考えるからです。
 このように、中学生が「新しい職場体験・社会体験」を経験することで、職業の選択肢が増えて一層夢を叶えたい若者が集まるまちになると思います。
 以上のことから、私は「働き続けたいまちすみだ」を実現するため、中学生が墨田区のホームページから職場体験や社会体験に参加できるコンシェルジュ(相談窓口)の設立を提案します。具体的には、中学生が自分の興味があることを相談したり、体験予約したりができるようなコンシェルジュをホームページ上に作っていただけると、生徒主体の活動ができると思います。
 そして、事業者や大学に呼びかけ、職場体験や社会体験に協力してくださる大人の方の手配をお願いします。
 この提案に対する区の考えを伺います。よろしくお願いします。

区長からの答弁

 ただ今のご質問にお答えします。
 中学生が墨田区のホームページから職場体験や社会体験に参加できるコンシェルジュの設立についてです。
 区内の町工場における、ものづくりや先端技術の体験、千葉大学や情報経営イノベーション専門職大学での研究への参加は、中学生の皆さんが将来を考えるにあたって、大変有意義であると考えます。
 
 まず、ものづくりや先端技術の職場体験についてです。
 「フロンティアすみだ塾事業」は、区内中小企業の後継者や若手経営者が、経営者としての志や覚悟等を学ぶ場となっています。そのため、多くのフロンティアすみだ塾の修了生が関わっている町工場の見学や、ワークショップに参加できる「スミファ」というイベントに参加してみてはいかがでしょうか。経営者の話を直に聞くことができ、工場の雰囲気も感じることができるので、貴重な学びの場になるものと考えます。
 
 次に、大学での研究への参加についてです。
 現在、区と大学では、教育・環境・ICTなど、様々な地域課題の解決に向けて共同研究を行っています。さらに、千葉大学墨田サテライトキャンパス1階は、大学との研究成果を展示し、見て・触れて・体験できる場として地域に開放していますので、中学生の皆さんが大学を身近に感じる機会としてご活用ください。皆さんが授業の中で参加する職場体験・社会体験は、将来を考えるうえでとても大切です。こうしたことから、コンシェルジュとなるホームページの作成や協力体制も含め、庁内で連携しながら、より良い方法を検討します。
 
 中学生の皆さんには、これからの墨田区を担っていく存在として、「みんなが主役のまち すみだ」の実現に向けて、一緒に墨田区を盛り上げていただきたいと考えています。そのためにも、ご提案をいただいたように、これからも、若い世代の方に「墨田区で働き続けたい」と思っていただけるよう、様々な事業に取り組んでいきます。以上でご質問に対する答弁を終わります。

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