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テーマ3 まちづくり・防災

更新日:2017年3月16日

中学生議員からの質問

 私からは、まちづくりに関することをお伺いします。
 私の自宅や学校がある押上・曳舟周辺では、スカイツリーが完成したここ数年で、新しく耐久性の高い建築物が増えています。母校の小学校は耐震工事をし、現在通う中学校は新しい校舎に生まれ変わりました。一方で、すぐ近くの細い路地に入ってみると、木造などの一戸建てを中心とした古い街並みが残されています。
 災害に強い街に生まれ変わることは、安全面においてとても心強く思います。木造の建物が多いと、災害が起きた際に早く火が燃え移ってしまいます。しかし私は、古い街並みが全て良くないと決めてしまってはいけないと思います。その理由の一つは、古い個人の持ち家についても、全て新しい家に建て直すというのは現実的ではないということ。そして二つ目は、古き良き昭和の面影と下町情緒の残る街は、墨田区の魅力であり価値のあるものだと思うことです。新しい顔だけでなく、古い街並みとの共存を図りつつ「安全なまち墨田区」を目指していくことを模索していくことが急務だと思いました。
 そのためには、区民一人一人の意識、理解がまず必要です。区の防災意識向上の取り組みは、パンフレットやちらしの配布、防災ビデオの貸し出し等があるそうです。これは、町会活動が盛んな一戸建てが多い地区や日中家にいる時間が長い高齢者が多い地区、つまり古い街並みに住む人たちには有効なのかもしれません。それに対して、日中は学校や仕事で家にいる時間が少なく、マンションなどで近所付き合いもあまりない、新しい街に住む学生や働く大人には、なかなか伝わりにくいです。しかしそのような家庭は多く、何か新しい対策を出さなくはいけないと思います。
 以上のことから、質問と提案を一つずつさせていただきます。
 質問は、もちろん安全も考慮しつつ、古き良き下町らしさを残す対策はしているのか。また難しいことなのか。
 提案は、避難場所が一目で分かるようなユニバーサルデザインを作るのはどうか。区民にアイディアを募集することで区民の関心が高まるだけでなく、デザイナーに依頼をするより予算が少ないのでは、ということです。
 ご検討よろしくお願いします。

区長からの答弁

 ただ今のご質問に順次お答えします。
 最初の質問は、安全面に考慮しつつ下町らしさを残す対策についてです。
 区では、「災害に強いまちづくり」を重要課題とし、「燃えない・壊れないまちづくり」を進めています。墨田区では、全国に先駆けて不燃化促進事業を始めたほか、建物の防火・耐震化に対する支援に積極的に取り組んでいます。このような安心・安全なまちづくりへの取り組みと併せて、区では下町らしさを残す取り組みとして、景観計画を策定し、「歴史と自然を生かした下町らしい個性豊かな景観まちづくり」を進めています。例えば、下町らしい路地で、街並みの連続性を確保するなど、建築物の形態やデザインに関する基準を設けています。また、建築物と附帯する屋外設備を一体的に整備するなど、表通りから見えないように配慮する基準を設けています。議員ご指摘の古き良き下町らしさを継承するためには、このような計画を具体化していくことが重要であると考えます。
 次に、若い世代や働く大人の防災意識向上についての質問です。
 本年9月に実施した「防災フェア」や「総合防災訓練」では、東京ソラマチや錦糸公園を会場に区民参加型の内容としたことから、若い世代や家族連れなど多くの区民にご参加いただき、区民の防災意識向上につなげられたものと考えています。
 また、ご提案のユニバーサルデザインを利用した避難場所の周知についてですが、国は避難場所の表記に日本工業規格で規定しているピクトグラム記号の使用を推進しており、区はこれを使用して周知に努めています。なお、指定避難所には、NPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会から寄贈を受けた「避難場所サポートセット」を配備しました。これは、避難所内のトイレなどの様々な場所の案内表示をするために、誰もが分かるピクトグラム記号のシールがセットされたもので、避難所が開設された際に貼って表示をするものです。このように、ユニバーサルデザインを利用した避難所表示の工夫をするなど、災害時の対策に努めています。
 区民の防災意識向上には、若い世代の力が不可欠です。中学生の皆さんが積極的に地域の防災訓練などに参加され、防災力の向上につながることを大いに期待しています。
 以上で、ご質問に対する答弁を終わります。

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このページは広報広聴担当が担当しています。

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