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更新日:2018年7月3日
旧安田庭園再整備事業の概要
旧安田庭園は、文化財庭園としての価値を継承し、多くの来街者が訪れるような観光資源としての再生を図るため、平成17年度に「旧安田庭園整備保存管理計画」を、また、平成27年度には「旧安田庭園中期整備計画」を策定し、整備を進めています。
文化財庭園
旧安田庭園は、大名庭園の1つ(潮入り池泉回遊式庭園)で、清澄庭園に匹敵する明治時代の代表的な庭園であることから、平成8年3月に「東京都指定名勝」となりました。
旧安田庭園整備保存管理計画
歴史的遺産として現存する旧安田庭園は、文化財としての保護とさらなる活用を図るため、また、文化財庭園を継承し、多くの来街者が訪れるような観光資源としての再生を図るため、平成17年度に「旧安田庭園整備保存管理計画」を策定しました。
基本方針
- 文化財庭園としての価値の保全
- 歴史性に基づいた保存管理
- 庭園の維持管理技術の継承
整備の考え方
- 指定名勝の理由となった昭和11年当時(昭和2年改修)の姿を基本とする。
- 昭和11年の姿から変更されていても、庭園の景観に重要な役割を果たしている要素であると認識されるものについては、その存続継承を行う。
- 新たな時代の要請や課題により必要になった施設の整備や、時代とともに不要になった施設の廃止等については明治時代の作庭意図を充分ふまえ、庭園に対する景観的な影響を充分検証する。
- 整備にあたっては、公開されている庭園の役割や利用者の愛着等も考慮し、急激な改変は避け、中・長期的な視点に立った段階的な整備等を考慮する。
具体的な整備項目
- バリアフリー整備
- 潮入装置の改修
- 塀及び門等境界施設の整備
- 植栽構成の変更
旧安田庭園中期整備計画
平成17年に策定した「旧安田庭園整備保存管理計画」から10年が経過し、この間、東京スカイツリーの開業、両国公会堂跡地への刀剣博物館の設置、両国国技館の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会会場決定等、旧安田庭園を取り巻く社会動向や周辺環境は大きく変化してきました。
このため、さらなる庭園の魅力向上に取り組むため、平成27年度に「旧安田庭園中期整備計画」を策定しました。
基本方針
- 地域に愛される文化財庭園としての整備・保護・管理
- 観光振興に資するための庭園施設整備と情報発信機能の充実
- 刀剣博物館をはじめとする周辺施設との連携強化
概要
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このページは道路公園課が担当しています。