(目的)

第1条　この要綱は、父母など家庭内で子どもの教育を行う者が、子どものよりよい成長を願って集団で自主的に学びあう家庭教育学級を開催するために要する経費の一部を補助することにより、家庭教育の充実を図ることを目的とする。

(補助対象者)

第2条　補助金の交付を受けることができる者は、次に掲げる団体とする。ただし、営利活動、政治活動又は宗教活動を目的とするものは除く。

(補助要件)

第3条　補助の対象となる家庭教育学級は、次に掲げる要件の全てを満たすものとする。

(補助対象経費)

第4条　家庭教育学級において、補助金の交付対象となる経費は、次に掲げる経費とする。

(補助金)

第5条　補助金額は、第3条第2項各号に掲げる区分に従い、前条第1項各号に定める経費の合算額とする。ただし、その額は、30,400円を限度に、予算の範囲内で年度を単位として交付するものとする。

(申請)

第6条　補助金の交付を受けようとする団体(以下「申請団体」という。)は、墨田区家庭教育学級補助金交付申請書(第1号様式)及び墨田区家庭教育学級事業計画書(第2号様式)を区長が定める期日までに、区長に提出しなければならない。ただし、区長が適当と認めたときは、この限りではない。

(交付決定)

第7条　区長は、前条の規定により補助金交付の申請があったときは、その内容を審査し、交付の可否を決定する。

(補助金の請求)

第8条　前条の規定による墨田区家庭教育学級補助金交付決定通知を受けた申請団体は、速やかに墨田区家庭教育学級補助金請求書(第4号様式)により補助金の交付を請求するものとする。

(指導及び調査)

第9条　区長は、補助金を交付した団体(以下「交付団体」という。)に対し、家庭教育学級の運営について必要な指導及び助言を行い、又は事業の執行状況について調査することができる。

(実績報告)

第10条　交付団体は、家庭教育学級の終了後1月以内に、墨田区家庭教育学級補助金決算報告書(第5号様式)及び墨田区家庭教育学級内容報告書(第6号様式)を区長に提出しなければならない。

(補助金の精算)

第11条　区長は、前2条の調査及び報告に基づき交付すべき補助金の額を確定し、墨田区家庭教育学級補助金確定通知書(第7号様式)により交付団体に通知する。

(交付決定の取消し)

第12条　区長は、交付団体が墨田区家庭教育学級事業計画書に記載した事業以外の事業に補助金を使用したときは、補助金交付決定を取り消すことができる。

(その他)

第13条　この要綱に定めるもののほか、補助金の交付に関し必要な事項は、教育長が別に定める。