○すみだゼロカーボンシティ2050宣言
令和3年10月5日
区長・議長署名
すみだゼロカーボンシティ2050宣言
~脱炭素社会の実現を目指して~
墨田区は、かけがえのない地球を未来の子どもたちに引き継ぐため、「環境にやさしいまち すみだ」の実現に向けた取組を積極的に推進しています。
しかし、近年、世界各地及び日本において、極端な気象現象による自然災害が発生し、私たちの生命や財産を脅かすとともに、区民生活にも大きな影響をもたらしています。
2018年に公表された国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告書では、2050年前後には世界の二酸化炭素排出量を正味ゼロにする必要があることが示されました。また、2015年に国連で採択されたSDGsでは、地球上の「誰一人取り残さない」ことを理念とする、持続可能な社会の実現を掲げています。
我が国においては、2020年に「2050年カーボンニュートラル」が宣言され、東京都においても、2019年に同様の宣言が行われています。
これらを踏まえ、墨田区においては、地球温暖化を防ぐための行動を加速していくため、2050年二酸化炭素排出実質ゼロの実現を目指す「すみだゼロカーボンシティ2050」を宣言し、区民・事業者・区が協働することにより、脱炭素社会の実現に向けたまちづくりを推進していきます。
2021(令和3)年10月5日
墨田区長 山本 亨 墨田区議会議長 木内 清
(令和3年10月5日3墨整環環第1121号及び令和3年10月5日3墨議第495号)