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大関鞄工房〜日常に寄り添う、鞄づくりへの想い〜

更新日:2019年6月28日

大関鞄工房(緑2丁目13−5)

1963年創業の革工房、大関鞄工房の二代目、大関社長にお話を伺いました。

■「愛着のあるものを長く使ってもらいたい」
大関鞄工房では、革小物やバッグの販売だけでなく、修理なども積極的に行っており、自社の製品を販売するだけでなく、ものを大切にする「売らないものづくり」もすすめています。

Q1大関鞄工房のものづくりのコンセプトとこだわりを教えてください

A.「見えないところも手を抜かない、嘘をつかないものづくり」を心掛けています。誰が作ったか、どんな想いで作ったかは必ずものに現れるので、常にお客様のためにどう取り組むかという姿勢を大切にしています。 軽くて丈夫なバッグを作るためには、目に見えないところを補強しないといけません。
 お客様の目には触れない部分をいかに丁寧に作業するか、職人としては当たり前のことですが、悲しいことに大量消費の世の中の流れの中では見過ごされていることも多く見受けられます。縫いしろひとつ、端の処理ひとつで出来上がりが格段に違ってくるので、ぜひ皆様には本物を手にとっていただきたいですし、こういったことを後世に伝えていくのも自分の使命だと思っています。

Q2家業を継ごうと思ったきっかけはなんですか?

A.もともとはIT関連の仕事に就いていましたが、目に見えない、形にならない仕事に納得がいかなくなってきました。たとえ自分が死んだあとでも世の中に残る仕事がしたいと思い、27歳で家業に入りました。
 入ったばかりのころは、職人からの信頼もなくまともに口も聞いてもらえませんでしたが、仕事自体は天職だと思いましたね。通常展示会に出せるようなバッグを作れるようになるまで10年ほどはかかりますが、7年で技術を身に着け、仕事に励みました。

Q3今後の展望を聞かせてください

A.アンティーク家具のように、世代を超えて受け継いでいけるバッグを作りたいですね。 修理すれば長く使えて、なおかつ環境にいいバッグ。
 「売って終わり」ではなく、お金にはかえられない価値を生み出すことこそがものづくりだと思うので、これからもお客様の幸せが自分の幸せだという気持ちをもって続けていきたいと思います。

■〜ものを大切にする心を育みたい〜 「アウトオブキッザニアinすみだ」
大関社長は、幼いころから本物に触れ、ものを大切にする心を育んでほしいという想いのもと、子ども向けのワークショップ「アウトオブキッザニアinすみだ」にも力を入れています。これは、職人の技や仕事へのこだわりに間近に触れながら、ものづくりに挑戦できる本物の職人体験です。
子ども向けとはいえ、作るのは本格的なバッグ。大関鞄工房の理想とする、修理して長く使える本物です。ものが溢れる時代だからこそ、自分で選んだ自分だけの価値を見出してほしいと考え、ワークショップ中は子どもたちの自主性を大切にし、親が助言しないよう声掛けも行っています。自分に見合ったものを見つける力を身に着け、目の前にあるもののルーツを知る。そして、「なぜ」ものを大切にしなければならないのかを感じ取って欲しい。それを子どもたちに伝えることが、この場所で会社を続けることができてきた恩返しだとおっしゃっていました。

■自社ブランド『Squeeze』・店舗オープン10周年
もともとはメーカーとして商品を問屋に卸すことがメインでしたが、作り手が商品を手にしたお客様の反応を見るため、10年前に店舗をオープンしました。区内産業やものづくりの魅力を伝える「すみだ3M運動」の工房ショップとしても認定されています。

様々な色・形の商品が並ぶ店内では、工房からのミシンや機械の音を聞きながら、
職人の想いが詰まった自分だけのバッグを選ぶことができます。
6/29から約1ヵ月間、10周年記念キャンペーンも行っています!セール品や限定の10周年記念バッグの販売もあるそうなので、
ぜひお近くにお越しの際は足を運んでみてください。

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大関社長のものづくりに対する想いに感銘を受けると同時に「売られているものは世の中の好みの平均値をとって作られたものであって、本当の意味では自分で選んだものではない」という言葉にも考えさせられました。
自分にあったものを選ぶ力、ものを大切にする心を、ワークショップ等を通じてぜひ広めていってほしいと思いました。
大関社長、ありがとうございました。

お問い合わせ

このページは産業振興課が担当しています。

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