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更新日:2024年6月20日
地域一丸となって認知症高齢者とご家族の安全・安心をサポートしていきます
区では、認知症高齢者やそのご家族が住み慣れた地域で安心して生活を継続できるよう、地域全体で見守る新たな取組みとして、「墨田区認知症高齢者見守りシール事業」を 6 月 21 日(金)から開始します。
この事業は、衣服等に貼り付けられる二次元コードが印刷されたシールを交付することで、認知症の方が安心して外出していただけるようにするものです。
認知症によって道に迷っているなど、お困りの高齢者を見つけた方が、衣服等に貼った二次元コードを読み取ると、該当者のニックネームや既往症、保護時に注意すべきことなどを表示し、ご家族などに通知メールを届けるとともに、専用サイトにつながり、ご家族などと連絡を取ることができます。これによって、行方不明となった認知症高齢者の早期発見と保護につなげ、本人やご家族が安心して生活していただける環境を整備していきます。
なお、交付するラベルシールは、衣服等につけて洗濯を行うことができるアイロンシール(耐洗ラベル)と、杖などに貼ることで夜間でも目立つ蓄光シールの 2 種類があり、登録が完了した方に、アイロンシールを 30 枚、蓄光シールを 10 枚交付します。
認知症高齢者の数は年々増加しており、それに伴って認知症による行方不明者も増えています。今年1月に施行された認知症基本法の趣旨も踏まえ、認知症の方の尊厳を保ちつつ、希望を持って生活することができるよう、さらなる区民の安全・安心を目指してこの事業を開始しました。
区では、これまでも金融機関など地域事業者と連携した「すみだ高齢者見守りネットワーク事業」などを推進してきましたが、この事業によって、認知症高齢者の更なる社会参加支援を進めていくことをめざします。
担当者は「認知症高齢者の方やご家族が、外出や交流の機会を減らすことなく、地域で築いてきた関係を保ち、住み慣れた地域で安心して生きがいを持って暮らし続けられるように、本事業をぜひ活用していただきたいです。」と話しています。
見守りシールの見本
事業のイメージ
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