男性へのＨＰＶワクチン任意予防接種費用助成を8月1日より開始【令和6年7月25日】

ＨＰＶ感染から自身を守り、がんなどの発症リスク軽減を図ります

　区は、8月1日（木）より、肛門がんや尖圭コンジローマなどの原因と考えられているＨＰＶ（ヒトパピローマウイルス）への感染予防を主な目的として、男性へのＨＰＶワクチン任意予防接種費用を助成する新事業「墨田区男性ＨＰＶワクチン任意予防接種費用助成事業」を開始します。現在、専用 WEB サイトまたは電話、区役所窓口での申請受付を行っています。
　本事業の実施期間は8月1日から令和7年3月 31 日までで、約 230 人の助成が想定されています。対象は、墨田区に住民登録がある小学校6年生から高校1年生相当までの年齢の方で、過去に接種を完了していない男性としています。
　実施協力を申し出た区内医療機関での接種が対象で、接種費用の全額を助成し、対象者は無料で接種を受けることができます。制度の利用にあたっては、事前に区に申し込み、郵送された予診票を区内の指定医療機関に持ち込んで接種を受けることで完了します。
　また、令和6年4月1日から7月 31 日までに自費で接種した方についても、1回分につき 17,666円、3回分を上限として、接種にかかった費用を償還払いする助成制度も準備ができ次第、開始する予定です。（制度の開始は8月中を予定）
　区の担当者は、「将来のがん発症リスクと性感染症を予防するため、若いうちにワクチン接種を検討していただきたいです。」と話します。