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更新日:2024年9月17日
秋の気配漂う夜の園内で、箏の音色や絵行灯の明かりを楽しめる貴重な3日間
四季折々の草花を楽しむことができる下町の名勝、都立向島百花園(墨田区東向島 3-18-3)では、9 月16 日(月・祝)から 18 日(水)までの3日間、開園時間を 21 時まで延長し、秋の気配が漂う園内で、箏(そう)の音色や絵行灯の明かりを楽しむことができる「月見の会」が開催されています。あわせて、9月 14 日(土)から 10 月 1 日(火)までの期間は、『向島百花園萩まつり』も同時開催しています。
初日となった 16 日には、園内でお供え式や、篠笛の演奏が行われました。また、月見の会開催期間中は、絵行灯の点灯や、箏の演奏、茶会なども行われ、数多くの草花に囲まれた風光明媚な園内では、国内外から訪れた多くの来場者が、まるで過去からタイムスリップしたかのような雰囲気を撮影しながら楽しんでいました。
来場者は「初めて来たが、とても静かで心洗われるような感覚。今度は昼間にも来てみたい。」「浴衣を着てお出かけしたいと思っていたら、ちょうど月見の会が開催されていることを知って来場した。行灯に照らされた園内が素晴らしい雰囲気で、とても楽しむことができた。」などと感想を話していました。
また、同時に開催されている萩まつり名物の「萩のトンネル」は、“ミヤギノハギ”と“シロバナハギ”の2種類が、アーチ状に組まれた竹を覆うように誘引され、見事なトンネルを形づくっています。トンネルは、長さ約 30m、高さ約2m、幅約 1.6mと、大人2人が並んで歩いても余裕があるほどの大きさ。トンネル内でも雰囲気のある行灯が点灯されており、今年も、「萩のトンネル」は見応えがあるものになっています。9月下旬から 10 月初旬にかけて見頃を迎えるとのことです。
「萩のトンネル」だけでなく、園内で俳句を詠むイベント「萩を詠む」(期間中毎日開催)や、三味線の演奏とともに園内の植物を楽しむことができる「新内流し」(22 日開催)や「茶会」(21・22 日開催)など、さまざまな催しも行われます。また、萩だけでなく、珍しい秋の草花もたくさん見ることができ、植物を通して歴史や文化にも触れることができます。一足早い秋を感じに、ぜひご来場ください。
「月見の会」「萩まつり」の様子1
「月見の会」「萩まつり」の様子2
「月見の会」「萩まつり」の様子3
「月見の会」「萩まつり」の様子4
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