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更新日:2021年8月8日
葛飾北斎「冨嶽三十六景」がつないだ縁
墨田区は、静岡県富士市(富士市永田町1-100・富士市役所)から、富士山をデザインした「富士ヒノキ」を用いたベンチ5基の寄贈を受けた。
この寄贈は、本区が、葛飾北斎が生まれ、生涯のほとんどを過ごしたまちであり、この葛飾北斎の発表した有名な作品群である「冨嶽三十六景」でのつながりから実現したもの。
富士市は、「冨嶽三十六景」で、様々な表情で描かれている富士山の麓に位置し、林業が盛んなまち。材質の「富士ヒノキ」は、富士山麓の緩やかな斜面で育ち、火山灰土壌で成長が遅いことから、木目が細かく高い強度を有するといった特徴がある。
寄贈されたベンチは、本区が描かれている冨嶽三十六景の作品の一つ、「関屋の里」(堤通二丁目付近から足立区千住付近で見える富士山を描いたもの)にちなみ、以下の施設に設置した。
- うめわか高齢者在宅サービスセンター(墨田一丁目4番4号)
- 鐘ヶ淵北保育園(堤通二丁目8番15-109号)
- 梅若橋コミュニティ会館(堤通二丁目9番1号)
設置された利用者からは、「ヒノキのいい香りがする」と好評で、富士市担当者は、「設置したベンチを御利用いただき、富士ヒノキのすばらしさを多くの方に知っていただきたい」と話している。
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