今号から毎月1日号に、すみだを愛し、すみだで活躍する人をリレー形式でご紹介する「つながる すみだ人」を掲載します。インタビューを受けていただいた方に、次の方を紹介していただくことで、すみだを愛する人をつないでいきます。
第1回目を飾るのは、立川在住の角田 妙子さん。地域のために多方面で活動している、“すみだ愛”にあふれたスーパーウーマンです。
角田 妙子さん(立川在住)
「子どもたちのために地域をよくしたい」との思いから、地元の中学校地区の青少年育成委員会や、児童館と連携してイベントを盛り上げる「ひまわり会」のほか、自分の特技を
公の職としては、行政相談委員を14年間務めています。
「第10回ふれあい作品展」ちぎり絵作品(一部)
最初は、娘が通っていた小学校のPTAでした。昭和57年に墨田区に転入してきて地域に溶け込む際、“壁”みたいなものを感じたんです。誰かの紹介がないと人脈を築きにくいなと。そこで、自分から地域に飛び込んでいこうとPTAに加わり、積極的に活動しました。これがきっかけとなってたくさんの人と知り合い、「何でもいいから相談してね」と、ちょっとでも困っているとすぐに助けてくれるようになりました。今では、自分自身がすみだの地に根付き、すっかりおせっかいをやいています。
何と言っても人が優しいところです。一度地域に溶け込んでしまえば、新しい提案をした時など、すごく親身になって応援してくれます。今では、私の自宅が“寄り合い所”のようになっていて、皆で色々な相談や雑談をするのが楽しみなんです。
私が暮らす地域では、学校が人と人とのつながりの“核”になっているように思います。自分の子どもや孫が通学しているわけでもないのに「学校のためなら一肌脱ごう」と言ってくれる人が大勢いるんです。学校に関する活動を続けてきて、それにより地域への愛着がとても深まりました。地元の中学校地区の青少年育成委員会には30年以上携わっていて、娘からは「お母さん、まだ卒業できないの?」と言われていますが、学校のため、そして子どものために、もっともっと頑張りたいと思っています。
角田さんのオアシスとなっているギャラリーを営む磯貝 延子さんです。
[問合せ]広報広聴担当 電話:03-5608-6223
今月の1枚
「お化粧直しした防災団地のシンボル“
【撮影】佐藤 八郎さん
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