令和4年度予算案は「新しいつながり、新しい暮らしを創出する予算 持続可能な“すみだ”の未来へ」と位置付け編成しました。こちらでは、予算案に計上した事業の一部をご紹介します。
なお、この予算案は、現在開会中の令和3年度墨田区議会定例会2月議会で審議されています。予算案の詳細は問い合わせるか、区ホームページをご覧ください。
[問合せ]財政担当 電話:03-5608-6232
総額1,781億3,300万円(+2.9パーセント)
- 一般会計1,226億9,800万円(+2.8パーセント)
- 国民健康保険特別会計 268億1,100万円(+4.0パーセント)
- 介護保険特別会計222億5,100万円(+0.9パーセント)
- 後期高齢者医療特別会計63億7,300万円(+6.7パーセント)
*( )内は、3年度当初予算と比べた増減率です。
新型コロナワクチン接種の実施 7億900万円
すみだの地域力でワクチン接種をさらに加速させます。
- 集団接種会場、コールセンター、予約システム等の運営
- 医療機関への接種実施委託
- その他接種に係る事業(区報新型コロナワクチン接種特集号の全戸配布など)
新型コロナウイルス感染症対策 5,990万円
引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止や医療提供体制の強化など、医療機関等と連携し、区民の皆さんの命を守ります。
- 墨田区発熱・コロナ相談センター(専門相談)の運営
- 積極的疫学調査等実施のための体制整備
- 酸素濃縮装置の借り上げ
- その他感染症対策に係る事業
子どもたちが通学する区立小学校・中学校等の感染症対策も!
区立小学校・中学校等の新型コロナウイルス感染症対策を、引き続き徹底して行います。
ゼロカーボンシティ(脱炭素社会)の実現に向けた取組 1億8,476万円
区民・事業者向けのシンポジウム等の開催や、区役所庁舎への再生可能エネルギー導入による環境負荷の低減など、2050年カーボンニュートラルおよびSDGsの達成をめざします。
また、区内中小企業が二酸化炭素削減に資する設備を導入する際に、融資をあっせんします。
プロトタイプ実証実験支援事業 3,000万円
スタートアップ企業等の製品やサービスを、製品化に至る前の試作段階から積極的に地域内で導入・活用することで、地域の課題解決を促し、持続可能で幸せな社会をめざします。
教育DX推進による学校の業務改善と教員の働き方改革の推進 1,397万円
電話やパソコン等から欠席連絡ができるシステムやテストの採点システムを導入し、教員が子どもに寄り添う時間を増やします。また、子どもの健康観察をシステム化し、教員が子どもの変化に早く気付くことで、早期対応等につなげます。
DX推進による窓口手続の利便性向上 838万円
区役所1階窓口の来庁者向けに、受け付けの順番が近づいてきたことをメールで通知するシステムを新たに導入します。また、マイナンバーカード専用窓口(区役所2階)に予約システムを新たに取り入れ、区民の皆さんの利便性向上を図ります。
学童クラブ待機児童対策 1億6,983万円
小学校の余裕教室等を活用した学童クラブの増設を行うことで、4年度中に定員を約420人増員し、安心して子育てできる環境を作ります。
地域防災力の強化 813万円
大規模な水害に備え、避難に対する意識啓発を図るため、台風シーズンまでに水害ハザードマップ(3年度改定版)の全戸配布を行います。
また、災害時における高齢者・障害者等要配慮者の支援体制の拡充などに取り組みます。
区内中小企業の人材確保支援 1,500万円
区内中小企業の人材確保や働きやすい職場環境の整備を支援し、経営の安定化や持続的な産業発展に貢献します。
- 人材確保プロモーション支援事業
- 人材確保・定着支援事業
隅田公園再整備(第2期)事業 1億4,669万円
隅田公園内の日本庭園から言問通りまでを再整備の範囲とし、4年度は実施設計を行います。また、ひょうたん池のかいぼりの実施や池の循環設備の改修などを行います。
大学のあるまちづくり 1億9,033万円
教育・健康・環境等の課題解決に向け、千葉大学墨田サテライトキャンパスおよびiU 情報経営イノベーション専門職大学と連携を継続します。さらに、区・大学・関係団体で構成する公民学連携組織「アーバンデザインセンターすみだ(UDCすみだ)」が、大学の知による地域課題の解決を図ります。また、高齢者ICT講習会の開催や、スマートフォンに関する悩みを学生に相談できる「(仮称)デジタル茶房」の創設をします。
ワクチン接種会場内の誘導サイン(千葉大学との共同作成)