すみだ区報2018年5月11日号

特集

栗の木の"とっこ"を囲んで 「栗どっこ市」

「栗どっこ」とすみだ

「栗どっこ」の皆さんの活動は、すみだとも深く関わっており、お二人とも、すみだのことをよくご存じです。冨岡さんは「10月~1月は、墨田区の亀沢にある"両国北斎ふるさと市場"に、りんごや花豆なんかも出しているんですよ。すみだ北斎美術館ができる前、緑町公園でイルミネーションバザールをやっていた頃から生産物を出していたので、美術館ができるまでのことはよく知っています。」と言います。

一方、安財さんは、墨田区伝統工芸保存会の職人が毎年「技人」として小布施に実演に来ていたことを教えてくれました。「技人の皆さんは、来るたびに栗どっこ市に顔を出してくれて、店番をしていた私もよく知るようになったんですよ。いまでも交流を続けていますね。」と、すみだとの親密さを伺い知ることができます。