すみだ区報2018年5月11日号

特集

栗の木の"とっこ"を囲んで 「栗どっこ市」

小布施の季節を感じて

4月中旬の「栗どっこ市」には、小布施のりんごやこごみ、たらの芽など季節の果物や山菜が並びます。「小布施の気候は果物の栽培に適しているので、本当に様々な果物が並びますよ。夏場はあんず、プラム、プルーン、桃、梨。果物だけではなく、小布施の丸()()も。秋は小布施栗、ぶどう。漬物は小布施町内で漬けたものが手に入ります。」と安財さんは話してくれました。

町内3か所の「栗どっこ市」は、場所によって来る方も様々。北斎館前にある「栗どっこ市」は、北斎館や髙井鴻山記念館がすぐそばという立地上、観光客が多くやってきます。そのため、果物類が豊富にそろっています。「むきりんご」も用意されており、「帰りのバスで食べて帰るわ。」と買って帰る方もいるとか。

一方、上町にある「栗どっこ市」は、より住宅地に近いところに位置しているため、地元の方が多く、野菜の種類が豊富なのだそうです。「毎週日曜日、お茶を飲んだり漬物を食べたり、と地域の方の(だん)(らん)の場としても人気です。」と冨岡さんは語ります。

栗どっこ市(中央店)北斎館横長野県上高井郡小布施町大字小布施811-2

営業時間3月~12月の午前9時~午後2時半