すみだ区報2019年12月11日号

特集

音楽のあふれるまち すみだ

わがまちのオーケストラ、新日本フィルとともに

コミュニティ・コンサート

新日本フィルが平成元年から毎年、区内の小・中学校で行っている演奏会です。

開校145周年の中和小学校での演奏会
中和小学校 寺﨑康子校長

目の前での演奏に引き込まれ、中には「将来、あの楽器を弾きたい」という児童も。子どもや地域の方々、学校が一つになるすばらしい機会ですね。また、楽団員の皆さんは、児童の疑問に丁寧に答え、リクエストした曲をその場で演奏してくださるなど、児童たちとの時間を大切にしてくださいました。

ふれあいコンサート

平成9年から毎年、区内の高齢者施設や保育園など約20施設を訪問し、新日本フィルの楽団員が少人数で演奏するコンサートです。

ふれあいコンサートのひとつ、「平和祈念アトリウム・コンサート」。今年度は、令和2年3月10日(火)正午に区役所1階アトリウムで開催予定です。無数の折り鶴で制作された壁画「平和のオブジェ」とともにぜひ、お楽しみください。

トリフォニーホールと新日本フィルの音楽道

音楽を身近に感じてもらう体験型教室です。小学校では"ワクワク音楽道"を、中学校では "トコトン音楽道"をテーマに、新日本フィルの楽団員が、公演で実際に使用する楽器を持ち、区立全小・中学校を訪問します。

日常にあふれる音楽
上岡敏之音楽監督による授業の様子。児童の名前を音に変えたり、大きな声を出さなくても歌えたりすることを、自らピアノを弾きながら実践し、日常には音楽があふれていることを伝えています。
第三吾嬬小と押上小の児童が上岡音楽監督へ贈ったメッセージ。上岡音楽監督はこれに感銘を受け、大切に保管しています。