すみだ区報2020年5月11日号

健康・福祉

加熱不十分で食べると危険です
肉類の生食・バーベキューによる食中毒

飲食店や自宅、バーベキューなどで、生または生に近い状態の肉を食べていませんか。新鮮でも生肉には細菌やウイルスが付着しており、加熱が不十分な状態で食べると、下痢、おう吐等の食中毒症状を引き起こすことがあります。また、「鳥刺し」など鳥肉を生または生に近い状態で食べると、食中毒症状だけではなく、重篤な神経疾患を引き起こす可能性があります。子どもや高齢者など、抵抗力の弱い方が食べると非常に危険です。飲食店ではよく加熱された肉料理を選び、自分で調理する場合も肉類は中心部まで十分に加熱して食べましょう。

バーベキューをする際の注意点
▼生肉はほかの食品を汚染しないよう別々のビニール袋などに入れ、保冷剤の入ったクーラーボックスで保管する
▼包丁、まな板、箸、トング等は、加熱前と加熱後の食品でそれぞれ使い分ける
▼調理前や生肉に触れた後は、石鹸(せっけん)でしっかりと手を洗う
▼生肉は中心部まで十分に加熱する
▼残った食品は廃棄する
問合せ生活衛生課食品衛生係 TEL:03-5608-6943