水利用とは、屋根に降った雨水をタンクに
特集
できることから一歩ずつ
地球にやさしいエコな暮らし
雨水利用
なぜ雨水を貯める必要が?
震災対策
災害時に、貯めた雨水を初期消火やトイレの洗浄水などに活用できます。
都市型水害対策
近年、多発している短時間集中豪雨(ゲリラ豪雨)は、浸水や下水の逆流を引き起こす可能性があります。降った雨をタンクに貯めたり、地下に浸透させたりすることで、雨水が一挙に下水道に流れ込むのを緩和し、都市型水害を軽減させる効果があります。
すみだの雨水利用のはじまり
錦糸町駅や両国駅周辺などでは、「都市型水害」に度々悩まされてきました。
昭和56年に台風で大きな浸水被害を受け、水の流出抑制・一時貯留への関心が高まったこともあり、翌年、国技館へ雨水利用の導入を申し入れました。これがすみだの雨水利用のはじまりです。
貯めた雨水の普段の活用方法
区内の雨水総貯留量
雨水利用の取組は大きな広がりを見せ、区内の雨水総貯留量は年々増加しています。
2万5003㎥は、どのくらい?
200ℓの浴槽 約12万5000杯分
*1㎥=1000ℓ、2万5003㎥=2億5000万3000ℓ
まちなかにある雨水スポット
墨田区にしかない!「路地尊」
路地尊とは、路地の安全を守るシンボルです。そこに雨水利用が導入され、草花への水やりや災害時の水源として地域で活用されています。
雨水タンク
大規模なコンクリート製の雨水タンクは、ビルやマンション、一部の学校の地下にも設置され、貯めた雨水はトイレの洗浄水などに使われています。区では、各家庭への雨水タンク設置も奨励しており、令和元年度までに310件の助成を行っています。詳細はお問い合わせいただくか、区ホームページをご覧ください。
すみだの雨水利用マップ
すみだの雨水スポットを歩いてみませんか。
区内の「路地尊をめぐるルート」や、多聞寺や隅田川神社といった「雨の歴史スポットをめぐるルート」などが掲載されています。問合せ先で配布中です。