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更新日:2024年8月13日
Q:貯めた雨水はどこまで使えますか?
A:オーストラリアのタスマニア島では、大気汚染の影響が少ないので、簡単なろ過や沈殿処理をして雨水をそのまま飲んでいます。
しかし都市部では、非常時には簡単なろ過と煮沸をすることで飲むこともできますが、日常的に飲用することはすすめられません。
草花の散水、トイレの洗浄水などの雑用水には、屋根から集めた雨水をそのまま利用できます。
Q:酸性雨の心配はないのでしょうか?
A:酸性雨の原因は窒素酸化物や硫黄酸化物等の大気汚染物質です。東京では、pH4近い強い酸性雨が降ることがあります。
しかし、貯めた雨水は全体としては弱酸性からアルカリ性で、植木の散水やトイレの流し水にそのまま使用しても問題ありません。
Q:雨水をトイレの流し水に使いたいのですが?
A:トイレの流し水は1回あたり約12リットル(節水型は約5リットル)を消費し、4人家族では1日約200リットル近くの水が必要となります。したがって雨水だけでトイレの流し水をまかなおうとすれば、タンクの容量は少なくとも2トンから3トン以上必要です。しかし、600リットル程度のタンクでも、年間のトイレの30%程度はまかなうことが出来ます。雨水が不足した場合には、水道水を補給する必要があります。
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