すみだ区報2022年10月11日号

特集

チームめろんぱん 実はこんな〇〇があった!? 施設の裏側

ひきふね図書館

区内最大の図書館
住所京島1-36-5
利用時間
▼月曜日~土曜日=午前9時~午後9時(祝日を除く)
▼日曜日・祝日=午前9時~午後5時
来館者数(令和3年度)延べ43万人(1日で多い時に2000人)
蔵書数約37万冊
1週間に入荷する本・雑誌約400冊(部)
様々なサービス
▼障害のある方へのサービス=対面朗読サービス、デイジー版の発行(写真下)など
▼子ども・赤ちゃん向けのサービス=絵本の読み聞かせ(写真下)など

主に教えてくれたのは 大竹利幸さん

カウンターの奥には約23万冊

ひきふね図書館の裏側で一番驚いたのは、「自動収納書庫」です。この書庫は、約23万冊収納でき、23区で初めて公立図書館に導入されました。受け付けカウンターの奥には、こんな設備があるのですね。

よく貸し出される本は本棚に並びますが、そうではない本はこの書庫に保管されています。

管理のカギはICタグ

自動収納書庫で本を管理するために必要なのが、このICタグ。普段借りる本には全て、貸し出しを管理するバーコードに加え、本の保管場所など様々な情報を登録したICタグが付けられています。

本が自動でカウンターに登場!?

自動収納書庫から取り出したい本を、コンピューターで指示。すると、ICタグの情報を頼りに、自動収納書庫の中でクレーンがスライドし、その本が入っているケースを引っ張り出して、カウンターまで運んできてくれます。この機械があることで、貸し出しが円滑になっています。

「図書館の自由に関する宣言」

これは日本図書館協会が宣言したもの。職員さんは、これを胸に職務に当たっているそうです。

図書館をもっと活用しよう!

職員さんは、知りたいことを知ることができる、より良い社会のために、利用する方のお手伝いをしたいと仰っていました。「調べたいことがあるけれど、その情報をどんな本や資料から得たら良いかわからない」など、困ったことがあれば、遠慮なくどんどん話しかけてほしいそうです。

図書館には、私たちが利用しやすいように日々努力されている職員さんたちがいます。私たちもどんどん活用していきましょう!