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結核と診断された方へ(患者向け)

ページID:939207351

更新日:2013年5月22日

 安心して結核の治療が受けられるように、お住いの地域を管轄する保健所が結核の療養を支援しています。墨田区にお住いの患者さんは、墨田区保健所が支援します。

結核の治療

 結核の治療は、一般的に抗結核薬を6か月以上服用(または注射)します。
 ほかの人に感染させる恐れがある(排菌がある)場合も、多くは薬を飲み始めて約2週間で菌の数は減って、感染性はほぼなくなります。

抗結核薬について

 抗結核薬は主に結核菌が分裂する時に殺菌効果を示します。結核菌は10時間以上かけてゆっくり分裂することから、排菌の有無に関わらず症状が消えた後も長期間の服薬が必要です。
 また、結核菌は様々な「タイプ」がいること、結核菌が薬に慣れてしまうと抵抗性(「耐性」)になることなどから、2種類以上の薬を一緒に使うのが鉄則です。結核菌に「耐性」を作らせないために

  •  薬をきちんと服用する(のんだり、のまなかったりは最悪)
  •  十分強い薬を複数組み合わせて治療する

ことが必要です。薬の副作用が出現することがあるので、自己中断せずに主治医や薬局、保健所の担当者にご相談ください。

結核の治療(化学療法)の考え方

TBkagakuryouhou

結核の管理検診

 結核は治療が終了しても再発することがあります(再発率は2~5%)。
 結核菌が冬眠状態で、薬が効かなかった菌が生き残ることがあるためです。
 そのため、治療終了後2~3年間は経過観察のための「管理検診」を実施しています。定期健診と合わせて必ず管理検診も受診しましょう。

結核医療の公費負担制度

 結核の治療が安心して受けられるように、結核医療費の一部を公費で負担する制度があります。

 また、長期に入院して結核の治療が必要な児童を対象とした医療給付制度があります。

※公費負担制度は、申請書類を保健所が受理した日から対象となります。受理日より前に発生した医療費については、助成の対象外となりますのでご了承ください。

【公費負担に関するお問合せ】

結核医療費の公費負担(結核治療にかかわる医療費助成)
 保健予防課感染症係 電話03-5608-6191

療育給付(骨関節結核又はその他の結核にかかっている18歳未満の児童への入院治療にかかわる医療給付)
 向島保健センター 電話03-3611-6135
 本所保健センター 電話03-3622-9137

相談窓口

 結核の療養に関すること、検査や検診に関すること、医療費公費負担制度に関することなどは、以下のご連絡ください。
保健予防課感染症係
電話 03-5608-6191(直通)
ファックス 03-5608-6507

関連リンク

公益社団法人 結核予防会ホームページ

お問い合わせ

このページは保健予防課が担当しています。

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