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株式会社大川硝子工業所 〜つくる責任、つかう責任。持続可能な企業経営を目指して〜(2020年1月31日掲載)

更新日:2020年1月31日

取材日:2020年1月9日、24日

担当者:経営支援課 宮里

株式会社大川硝子工業所(墨田区立花5-8-19)

 大川硝子工業所は1916年に創業し、今年で創業104年目を迎える老舗ガラスびんメーカーです。今回はその5代目である大川岳伸さんにお話しを伺いました。

やりたいことに突き進んだ20代

 大学時代に食品製造工学を学んだ経験を活かし、卒業後は飲料メーカーに入社。それと同時にもともと料理が好きで、いつか飲食店を経営したいという夢もあったそうです。サラリーマン時代、たまたまオープン初日に入店したスパイスカフェ(墨田区文花1-6-10)の魅力に惹かれ、足しげく通うようになりました。次第に店主とも打ち解け、週末限定のアルバイトとして雇ってもらえることになり、調理を一から教わりました。そこからは、飲料メーカーを退職し、複数のレストランを渡り歩き、2、3年の間、調理の仕事をしていたそうです。最初のころは自分の好きなことができて楽しめていましたが、体力的にも精神的にも辛く、好きだけで続けていけるほど現実は甘くないと実感することとなりました。
 そのころガラスびん業界では缶やペットボトルなどの他容器化の影響を受け、ガラスびんの製造量は減少傾向が続いていました。その数は25年前と比べて半減(約119万t)、ビール瓶(中瓶)に換算すると25億本以上もの量が減少しています。父が経営する大川硝子工業所も業績を伸ばせず悩んでいました。その様子を間近で見ていた大川さんは、漠然と自分が継ぐのだろうと思い始めるようになり、家業に入ることを決断することとなります。

SDGsの視点でみたガラスびんの新たな価値

 近年、海洋プラスチックごみ問題が取りざたされていますが、大川さんは入社当初からこれに着目し、天然素材から作られているガラスびんが環境問題の解決に役に立つのではないかと考えていました。日本では、ガラスびんが再びガラスびんとしてリサイクルされる割合は約82%。これは欧米諸国よりも高い数値です。一方で、日本の環境問題に対する取り組みは、海外から遅れを取っています。そこで、大川さんはガラスびんのまだ知られざる魅力を世に広めたい。そしてそれが環境改善につながるなら素晴らしいことだ。と思い、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。530week(ごみゼロウィーク)(外部サイト)の活動に参加することになります。530weekでは、企業が「持続可能な社会の実現」に向けて環境に対して考えるだけでなく、実際に行動に移し経済価値を生み出すことを目的としたイベント活動などを行っています。その中で大川さんは「製造業にとって、ごみやロスは切っても切り離せない問題。」と、ものづくり企業からの視点でSDGsの啓発活動を行ったり、ガラスびんの新たな価値の発信を行ったりと、活動の幅を広げているのです。


大川さん主催による「530meet up」 inすみだ 〜ものづくりの町ロスにわく??〜

自分の好きなことを仕事に結びつける

 昨年には、若手社員(デザイナー)が入社し、新たなステップへと踏み出した大川硝子工業所が向かう先はどこなのか、尋ねてみると、「自分はガラス屋だと思っていないんですよ。」と、予想外の言葉が返ってきました。「自分が作りたいと思った物や、やりたいと思ったことは、とにかくチャレンジしてみるし、それをビジネスへと結びつけるコツがわかってきた。」と大川さんは自信に満ち溢れた表情で話してくれました。10年、20年、その先を見据え、持続可能な企業を目指して、これからも前へ突き進むことでしょう。

 大川さん、お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。


若手社員がデザインした押上小学校20周年記念商品

産業観光部からのイベント情報

講演会「SDGsから見えてくるこれからの中小企業」を開催します

 今回、お話をお伺いした大川さんも登壇予定のSDGsに関するセミナーを開催します。みなさまのご参加をお待ちしております。

開催日時:令和2年2月4日(火曜日)午後7時から午後9時まで
参加料:無料定員:200名
会場:すみだリバーサイドホール
セミナーの詳細はこちら
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。SDGs講演会チラシ(PDF:2,612KB)

取材先情報

株式会社 大川硝子工業所
〒131-0043 東京都墨田区立花5-8-19
ホームページ:外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。https://okawaglass.com/(外部サイト)

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