すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2026年6月1日号

 感染症の正しい知識や理解が不足すると、差別やプライバシー侵害等の人権問題が生じるおそれがあります。特に感染症拡大時には、過度な恐怖や不安から、感染者やその家族、医療従事者等への不当な差別や()(ぼう)中傷が起きることがあります。これまでも、ハンセン病やHIV感染症、新型コロナウイルス感染症を巡って不確かな情報や誤解による偏見で深刻な人権侵害が生じてきました。しかし、感染症は誰もが発症する可能性があり、感染を理由とした差別は決して許されません。
 区では、HIV感染症等の検査・相談体制の整備や新型コロナウイルス感染症等の予防接種を実施するほか、人権啓発冊子「人権感覚」の作成、人権擁護委員会との連携など、人権意識の普及啓発と向上に取り組んでいます。感染症に対する偏見や差別をなくし、全ての人の尊厳を守るためには、一人ひとりが真偽不明の情報を安易に広めないことや、相手の立場に立って言動を見直すことなど、日頃の行動が大切です。信頼できる情報に基づいた冷静な行動を心掛け、互いを思いやる社会づくりのために、何ができるか考えてみましょう。
[問合せ]すみだ人権同和・男女共同参画事務所人権同和担当 電話:03-5608-6322

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