すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2026年6月11日号

 区では、区民の皆さんが納めた税金等がどのように活用されているのかをお知らせするために、区の予算と収入・支出の状況を年2回公表しています。今回は、令和7年度下半期の財政状況をお知らせします。
[問合せ]財政担当 電話:03-5608-6232

備考1:各表・グラフ中の数値は、四捨五入により合計額が合わない場合があります。

 令和7年度下半期の我が国の景気は、海外の通商政策による影響がみられるものの、緩やかに回復しており、本区においても人口の増加と相まって、特別区民税をはじめとする区の歳入の一部は、前年度に比べて増収となりました。
 一方で歳出は、物価上昇や金融資本市場の変動などによる影響を踏まえ、区民生活応援事業などを補正予算で対応し、予算に計上した事務事業を計画的・効率的に執行できました。

備考1:収入・支出ともに( )内の数字は、一般会計予算額に占める割合です。
備考2:一般会計予算額のうち、人件費は219億491万円(区民1人当たり7万5,839円)です。
備考3:収入・支出額のいずれも、前年度からの繰越明許費を除いています。

[一般会計]7年10月1日以降、下表の補正を行った結果、最終予算額は1,569億7,938万円となりました。
[特別会計]当初予算に必要な補正を行い、最終予算額は、国民健康保険特別会計が276億8,151万円、介護保険特別会計が242億3,185万円、後期高齢者医療特別会計が74億6,966万円となりました。

11月議会補正(50億4,753万円の追加) 2月議会補正(40億1,898万円の追加)
・各種人件費・給与費追加
・各種基金積立金追加
・新しい窓口サービス実行計画事務費追加
・住民基本台帳事務費追加
・協治(ガバナンス)まちづくり推進基金事業費追加
・地球温暖化対策助成事業費追加
・後期高齢者医療特別会計操出金追加
・自立支援給付事業費追加
・認可保育所等の給食実施等に対する支援事業 費追加
・認可保育所等熱中症対策支援事業費
・家事・育児サポーター事業費追加
・都立児童相談所誘致における準備経費
・細街路拡幅整備事業費追加
・(小学校・中学校)学校管理業務委託費追加
・幼稚園管理業務委託費追加
・幼稚園運営費追加
・介護・障害福祉サービス等事業者支援金給付事業費
・区民生活応援事業費
・児童手当・児童育成手当支給事業費追加
・公衆衛生協力団体等支援金給付事業費
・ビジネス・ものづくり助成事業費追加
・住民税非課税世帯等エアコン購入費助成事業費
・公園等新設・再整備事業費追加
・各種基金積立金追加
・戸籍情報システム運営経費追加
・北斎基金事業費追加
・文化観光基金事業費追加
・すみだ北斎美術館管理運営費(資料取得)追加
・自立支援給付事業費追加
・地域型保育事業費追加
・障害児通所支援事業費追加
・私立認定こども園運営補助事業費追加
・認可保育所等の給食実施等に対する支援事業費追加
・私立保育所保育委託費追加
・私立保育所に対する助成費追加
・私立母子生活支援施設保護委託費追加
・私立母子生活支援施設に対する助成 事業費追加
・保育園管理運営委託等経費追加
・がん検診費追加
・各種事務事業の不用額の減額

 8年3月31日現在の令和7年度各会計の予算現額と収支の状況は、下表のとおりです。一般会計の予算現額に対する執行率は、歳入が93.0パーセント、歳出が80.2パーセントとなっています。

区分 予算現額 収入額 支出額
一般会計 1,583億9,594万円 1,473億3,353万円(93.0パーセント) 1,269億6,499万円(80.2パーセント)
国民健康保険特別会計 276億8,151万円 245億9,489万円(88.8パーセント) 241億9,249万円(87.4パーセント)
介護保険特別会計 242億3,185万円 227億8,435万円(94.0パーセント) 217億9,674万円(90.0パーセント)
後期高齢者医療特別会計 74億6,966万円 72億5,943万円(97.2パーセント) 72億6,664万円(97.3パーセント)

備考1:予算現額とは、最終予算額に令和6年度からの繰越分を加えたものです。令和6年度からの繰越額は、一般会計で14億1,655万円ありました。
備考2:収入額・支出額欄の( )内の数字は、それぞれ予算現額に対する割合です。
備考3:各会計の収入・支出はともに出納整理期間中(4月1日から5月31日まで)にも執行・整理を行いました。

 区の施策を実施するために必要な財源として、区民の皆さんに税や各種使用料、手数料を負担していただいています。このうち、特別区税の予算現額と収入額は、下表のとおりです。

内訳 予算現額 収入額 収入率
特別区民税 303億2,000万円 265億1,250万円 87.4パーセント
軽自動車税 1億3,100万円 1億3,401万円 102.3パーセント
特別区たばこ税 22億8,800万円 21億2,836万円 93.0パーセント
入湯税 1,500万円 1,574万円 104.9パーセント
合計 327億5,400万円 287億9,061万円 87.9パーセント

備考1:上記の収入額に加え、出納整理期間中(4月1日から5月31日まで)にも収入がありました。

 8年3月31日現在の区有財産の現在高は、下のグラフのとおりです。

 学校施設の整備や、まちづくり事業などの公共事業には、多額の経費が掛かります。このため区は、区債を発行し、その財源を確保するとともに、区債の償還を通じて現在から将来にわたる区民の皆さんの世代間の負担の公平化を図っています。
 各年度末における区債の残高は、下のグラフのとおりです。

 一時借入金とは、収入と支出の時期に時間差があることで、事務事業を執行するうえで一時的に資金が不足する場合に、年度内償還を条件として市中銀行などから借り入れる資金のことです。
 令和7年度は、この借入れを行う必要がありませんでした。

 令和8年度予算は、新たな基本構想と基本計画に基づき、10年先を見据えたすみだの未来を切り拓いていく初年度となることから、「人がつながり 夢をカタチに すみだの新時代を切り拓く予算」として編成しました。
 我が国の景気の先行きには、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果による緩やかな回復が期待されるものの、国際情勢の影響を注視する必要があります。また、金融資本市場の変動の影響や通商政策をめぐる動向などが、我が国の景気を下押しするリスクとなっています。
 一方、区財政は、令和8年度予算においても、歳入状況は引き続き堅調に推移するものと見込んだところですが、長引く物価高騰等の影響により、今後の景気動向は依然として不透明です。
 こうした状況を踏まえ、引き続き、堅実な財政運営に取り組むとともに、新しい基本計画に基づいて、「暮らし続けたい・ 働き続けたい・訪れたいまちの実現」に取り組むほか、窓口等のDX化による利便性の向上、「区民が主役の窓口の実現」に向けた取組など、社会の変化に柔軟に対応していくための行政サービスの改革に取り組んでいきます。
 予算の執行に当たっては、「“これまで”と“これから”をつなぐ、人が主役のまちづくり」、「暮らし続けたい・働き続けたい・訪れたいまちの実現」、「社会の変化に柔軟に対応していくための行政サービスの改革」という3つの柱の下に予算計上した各施策の目的が、最少の経費で確実に達成されるよう取り組んでいきますので、区政へのご理解とご協力をお願いします。

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