すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2026年6月11日号

 ダイナミックな描写と奇想に満ちた大胆な構図で、私たちの記憶に残る傑作を世に送り出した葛飾 北斎。一方、温和な筆致で名所絵(風景画)のリアリティーを追求し、数々の心に残る名作を発表した歌川 広重。本展では開館10周年を記念し、浮世絵の名所絵を代表する2人の巨匠が手掛けた富士山のシリーズ作品を中心に展示し、その表現の違いや影響などを丹念に比較することで、それぞれの個性を浮き彫りにします。北斎の名作「冨嶽三十六景」を約4年ぶりに前・後期合わせて全点展示するほか、広重の「冨士三十六景」シリーズ全点や「不二三十六景」シリーズも展示します。
[とき]6月23日(火曜日)から8月30日(日曜日)までの午前9時半から午後5時半まで
*入館は午後5時まで
*休館日を除く
[入館料]

  • 一般=1,000円
  • 高校生・大学生・65歳以上の方=700円
  • 中学生・障害のある方=300円
  • 小学生以下=無料

*観覧日当日に限り全展示を観覧可
*詳細は、すみだ北斎美術館HPを参照
[問合せ]すみだ北斎美術館 電話:03-6658-8936

すみだ北斎美術館に収蔵されている北斎の名品をご紹介します。

 天保2年(1831年)頃に刊行された46図からなる「冨嶽三十六景」シリーズ中、「(さん)()(はく)()」、「()()(がわ)(おき)(なみ)(うら)」とともに有名で、赤く染まる富士の山体から「赤富士」とも呼ばれています。「凱風」とは南から吹いてくる夏のそよ風のこと。その風に吹かれ、(いわし)(ぐも)がゆっくり流れる空の下、朝日を浴びて富士山の中腹が赤みを増していく様子が、神秘的に捉えられています。
 本作は、上記の企画展で、前期・後期ごとに同タイトルの作品を入れ替えて展示します。



最新情報は、すみだ北斎美術館HPをご覧ください。
[問合せ]文化芸術振興課文化芸術担当 電話:03-5608-6115

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