すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2026年8月26日号 すみだ五彩の芸術祭特集号

期間中には、区内各所で100以上の展示や公演、関連イベントを開催する「すみだ五彩の芸術祭」。5人のディレクター陣が、自らお勧めするプログラムをひとつずつ紹介します。

  • 自主・共催・連携企画問合せ先
    すみだ五彩の芸術祭事務局(文化芸術振興課内)
    電話:03-5608-2821
    Eメール:sumida_artfest@city.sumida.lg.jp
  • 公募プロジェクト問合せ先
    「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会事務局(墨田区文化振興財団内)
    電話:03-5608-5446
    Eメール:sumiyume@sumida-bunka.jp

備考

  • 掲載内容は8月26日時点での情報です。イベントや告知内容は予告なく変更になることがあります。
  • 施設によって営業時間が異なります。
  • 事前予約や鑑賞料が必要なプログラムもあります。

最新情報は「すみだ五彩の芸術祭」公式HPにてご確認ください。

 

身の回りの出来事に目を向け、コミュニケーションを誘い出す表現活動を続けてきた現代美術家・開発好明と、区内の中学生たちが協働して、期間限定の「放送局」を立ち上げるアートプロジェクト。地域への取材や番組づくり、公開イベントなどを通じ、子どもたちは伝えることや社会に参加することを体験的に学んでいく。アーティストとの協働で「自分たちで問いを立てる」経験に触れ、一時的なワークショップとしてではなく、1人ずつのなかに長く残る経験を目指す。

エグゼクティブディレクター
神野 真吾

中学生たちと開発好明さんが立ち上げる放送局。情報を発信するために必要なことやものは何か?自ら考え、作ります。どんな番組が届けられるのかご期待ください。

[とき・ところ]

  • 9月4日(金曜日)から12月20日(日曜日)まで
  • 千葉大学墨田サテライトキャンパス(文花一丁目19番1号)

同タイトルのもとに複数のプログラムを行う本展。ワークショップや共同制作を通じて、個人の経験や感情を他者と緩やかにつなげる表現活動を展開してきたさとうりさは、19世紀末にイギリスで始まった社会改革運動である「セツルメント運動」における保育事業や地域活動に着目。家庭環境や背景の異なる人々が、日常や地域の「安心できる場所」に気づき、新たな「居場所」を見つける契機となるプログラムを通じた作品を制作する。

ディレクター
青木 彬

地域福祉とアートのつながりをテーマにした展覧会です。アーティストが福祉施設と「居場所」をテーマに作品制作を進めるなど、社会資源としてのアートの可能性を探ります。

[とき・ところ]

  • 9月9日(水曜日)から10月18日(日曜日)まで/12月5日(土曜日)から20日(日曜日)まで
    すみだ生涯学習センター(ユートリヤ)(東向島二丁目38番7号)
  • 9月9日(水曜日)から12月20日(日曜日)まで
    東京都復興記念館(横網二丁目3番25号)

堤通の木母寺に伝わる「梅若伝説」は、幼くして人買いにさらわれ、隅田川のほとりで命を落とした梅若丸と、我が子を探し続けた母の哀話。日米を拠点に世界的に活躍するコンテンポラリーダンサーの山﨑広太が、この物語にインスピレーションを得て創作。すみだパークシアター倉で上演する〈戯曲ダンス版〉のほか、一般募集による参加者が木母寺や白鬚東アパート周辺を舞台に1日限りで展開する、移動型の〈白鬚東アパート漂流ダンスツアー版〉も開催。

ディレクター
荻原 康子

「梅若伝説」に取材したダンス公演では、身体と言葉、音が交差する場が立ち上がり、白鬚東アパート周辺では、土地の記憶と身体が共振するただなかへと皆さんを誘います。

[とき・ところ]

(戯曲ダンス版)

  • 9月4日(金曜日)から6日(日曜日)まで
  • すみだパークシアター倉(横川一丁目1番10号)

(白鬚東アパート漂流ダンスツアー版)

  • 11月3日(祝日)

多数のアーティストが参加し、水・食・ケア・農をめぐる展示やイベントを行う複合プログラム「食いっぱぐれない明日」。テクノロジーを駆使したメディアアートの表現に取り組んできた筧康明が東京大学大学院情報学環で主宰する研究室「xlab」もここに参加。人間の生に欠かせない「水」をモチーフにした「Traveling Drops」「Bubble Symphony」と、遠隔地をつないでシャボン玉を飛ばす「Air on Air」を展示する。

ディレクター
清宮 陵一

「食いっぱぐれない」を考える展覧会を両国エリアで展開。そのひとつxlab(東京大学筧康明研究室)では、テクノロジーを活用した3つのメディアアート作品を展示します。

[とき・ところ]

  • 9月4日(金曜日)から12月20日(日曜日)まで
    ※一部作品は会期中順次公開予定
  • 両国シティコア コミューンΧ(両国二丁目10番14号)ほか

すみだに暮らし、アートに取り組む障害のある方々やその周囲に焦点をあてる3つの企画からなるプログラム。5人の作品やその背景を知る「人をみつめる」、区内の福祉事業所を取材して、そこでの制作風景や作品を紹介する「場とつながる」、そして、自由な創作の場である「みんな北斎アトリエ」の参加者による作品を、路上や公園などに展示する「街にひらく」。これら展示を通じて、街の新しい顔が見えてくる。

ディレクター
三田 大介

街歩きしたりカフェで一服しながら、この街でともに暮らす障害のある人たちから生まれ出る表現と、思いがけない出合いができる展示です。

[とき・ところ]

  • 9月4日(金曜日)から12月20日(日曜日)まで
  • 「人をみつめる」はノウドひきふね(東向島二丁目29番13号)、「場とつながる」は地域活動⽀援センター Connect Base すみだ(東向島五丁目16番2号)、「街にひらく」は曳舟から東向島までの街なか各所

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