すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2026年9月1日号

 「冗談だった」「悪意はなかった」「そんなつもりじゃなかった」。これらはハラスメント行為をした人からよく聞かれる言葉です。しかし、大切なのは「受け取る側がどう感じたか」ということ。たとえ悪気がなかったとしても、相手の尊厳を傷付ける言動は、ハラスメントになり得るのです。
 ハラスメントは職場だけでなく、学校や地域、家庭、インターネット上など様々な場所で起こります。そしてその影響を受けるのは、被害者だけではありません。周囲の人が「次は自分かも」と不安を感じたり、雰囲気が悪くなったりするなど、ハラスメントは社会全体に影響を及ぼします。
 そんな中、近年注目されているのが、被害を目撃したときに、自分にできる行動をとる「アクティブ・バイスタンダー(行動する第三者)」という考え方です。例えば、別の話題で場の空気を変える、被害者に後で「大丈夫ですか」と声を掛ける、相談窓口につなぐなど、出来る範囲で行動し、必ずしも加害者に直接注意する必要はありません。“見て見ぬふりをしない”その一歩が、お互いを尊重し誰もが安心して暮らせる地域、ハラスメントがないまちづくりにつながります。人権啓発冊子「人権感覚」は区HPをご覧ください。
[問合せ]すみだ人権同和・男女共同参画事務所人権同和担当 電話:03-5608-6322

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